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こんにちは。旅行宿泊探訪記、運営者の「K」です。
日本が世界に誇る名城、姫路城。その真っ白で優美な姿から「白鷺城」とも呼ばれていますよね。ところで、この白鷺城の読み方について、はくろじょう?それとも、しらさぎじょう?と、ふと疑問に思ったことはありませんか。実は、この姫路城の別名である白鷺城には複数の読み方が存在し、どっちが公式なのか、なぜ読み方が分かれているのか、その由来について知りたい方も多いのではないでしょうか。この記事では、そんな姫路城の白鷺城という美しい別名の読み方に関する謎を、スッキリ解決していきます。
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この記事でわかること
- 姫路城「白鷺城」の2つの読み方の違い
- なぜ「はくろじょう」が地元推奨とされるのか
- 白鷺城と呼ばれるようになった美しい由来と歴史
- 読み方以外にも知っておきたい姫路城の魅力
姫路城の白鷺城、読み方は「はくろ」が公式?

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まず最初に、多くの人が気になる白鷺城の読み方の謎に迫っていきましょう。「はくろじょう」と「しらさぎじょう」、どちらも耳にしたことがあるかもしれませんね。地元での呼ばれ方と、全国的に広まった読み方、それぞれの背景を知ると、姫路城への理解がさらに深まると思います。
姫路城の別名、2つの読み方を解説
結論から言うと、姫路城の別名「白鷺城」の読み方は、「はくろじょう」と「しらさぎじょう」の2つが存在します。
そして、どちらの読み方も間違いではありません。ただ、それぞれの読み方には少しニュアンスの違いや、使われる場面の傾向があるんですね。
白鷺城の2つの読み方
- はくろじょう:漢字をそのまま音読みした読み方。
- しらさぎじょう:漢字を訓読みした読み方。白鷺(しらさぎ)という鳥の名前をそのまま読んだもの。
一般的には、言葉の意味が分かりやすい「しらさぎじょう」の方が、全国的によく知られているかもしれません。ですが、実は地元・姫路ではもう一方の読み方が推奨されているんです。
地元推奨の「はくろじょう」という読み方
姫路城がある兵庫県姫路市では、公式な愛称として「はくろじょう」を推奨しています。
市の刊行物や観光案内、地元の学校で使われる郷土史の資料などでは、「はくろじょう」という呼称が使われるのが一般的です。例えば、姫路城の近くには「白鷺中学校(はくろちゅうがっこう)」があったりします。
音読みである「はくろ」は、少し古風で格調高い響きがありますよね。歴史あるお城の正式な愛称として、地元ではこの呼び方が大切にされているようです。もし姫路を訪れる機会があれば、ぜひ「はくろじょう」と呼んでみると、地元の方に「おっ、詳しいね!」と思われるかもしれませんね。
全国区「しらさぎじょう」が広まった理由
一方で、全国的に広く浸透しているのは「しらさぎじょう」という読み方かなと思います。
これにはいくつかの理由が考えられます。
- 意味の分かりやすさ
「しらさぎ」と訓読みすることで、「白いサギのような城」というイメージがダイレクトに伝わります。メディアや旅行ガイドブックなどが、観光客に分かりやすく魅力を伝えるために、この読み方を採用したことが大きな理由の一つでしょう。 - 昭和の大修理の影響
1956年(昭和31年)から約8年かけて行われた「昭和の大修理」で、姫路城はその白さを取り戻しました。この美しい姿がテレビなどで全国に報じられた際、「しらさぎじょう」という呼び名がそのイメージと共に一気に広まったと言われています。
このように、「しらさぎじょう」は、その美しい見た目のイメージと結びつきやすい、親しみやすい愛称として全国に定着していったんですね。
なぜ白鷺城?姫路城 白鷺城の由来
そもそも、なぜ姫路城は「白鷺城」と呼ばれるようになったのでしょうか。これにもいくつかの説があります。
説1:白鷺が羽を広げたような姿だから
これが最も有名で、広く知られている由来です。大天守と小天守が連なる優美な城の姿が、まるで白鷺が翼を広げて舞い降りる様子に見えることから名付けられた、という説ですね。青空に映える真っ白な城壁は、まさに白鷺のイメージにぴったりです。
説2:城が建つ姫山が「鷺山」だったから
姫路城が築かれる前、この地(姫山)の周辺は沼地で、多くの鷺が生息していたことから「鷺山(さぎやま)」と呼ばれていました。その土地の名前に由来して「白鷺城」となった、という説も有力視されています。
どちらの説も、姫路城の美しさや歴史的な背景を感じさせてくれて、とても興味深いですね。
姫路城が純白に輝く理由とは
姫路城のあの美しい「白」は、一体何でできているのでしょうか。
その秘密は、「白漆喰総塗籠(しろしっくいそうぬりごめ)」という日本独自の建築様式にあります。これは、城の外壁だけでなく、屋根瓦の継ぎ目にまで、白い漆喰を塗り込める徹底した仕上げのことです。
この白漆喰は、単に美しいだけでなく、
- 防火性
- 耐久性
に優れており、城を火災や風雨から守るための非常に合理的な建築技術でもありました。機能性と美しさを両立させた、先人の知恵の結晶なんですね。
特に2015年に完了した「平成の修理」の直後は、あまりの白さに「白すぎ城」と冗談で言われるほどでした。しかし、あれこそが築城当時に目指された、本来の輝きだったのかもしれません。
姫路城 白鷺城の読み方以外の魅力と基礎知識

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読み方の謎が解けたところで、次は姫路城そのものの魅力にもっと深く触れてみませんか。400年以上の歴史を誇るこのお城は、建築美や世界遺産としての価値など、知れば知るほど訪れたくなる情報に満ちあふれています。
400年の姿を保つ姫路城の歴史
姫路城は、1609年に池田輝政によって現在見られる大規模な城郭へと改修されて以来、400年以上にわたってその美しい天守が一度も戦火や天災で失われることなく現存している、非常に貴重なお城です。
第二次世界大戦中、姫路の市街地は大規模な空襲に見舞われましたが、姫路城の天守には奇跡的に焼夷弾が着弾せず、焼失を免れました。こうした数々の危機を乗り越えてきたことから「不戦・不焼の城」とも呼ばれ、多くの人々に大切に守られてきました。
姫路城の建築的な特徴と美しさ
姫路城の美しさは、白さだけではありません。建築構造そのものにも、見るべきポイントがたくさんあります。
姫路城の建築美
- 連立式天守:中央の大きな大天守と、3つの小天守が渡櫓(わたりやぐら)で繋がっている複雑な構造。どこから見ても絵になる立体的な美しさを生み出しています。
- 螺旋状の縄張り:城の中心部へは、まるで迷路のように曲がりくねった道を進まないとたどり着けません。これは敵の侵入を阻むための巧妙な防御設計です。
- 狭間(さま):壁に開けられた、鉄砲や弓矢で攻撃するための小窓。三角形や四角形など様々な形があり、デザイン的にも面白いです。
優雅な見た目の裏に、鉄壁の守備を固めるための工夫が随所に凝らされている。そのギャップも姫路城の大きな魅力の一つですね。
日本初!姫路城の世界遺産登録
姫路城は、1993年に奈良の法隆寺地域の仏教建造物とともに、日本で初めてユネスコの世界文化遺産に登録されました。
世界遺産に登録された理由は、主に以下の2点です。
- その保存状態が極めて良好であること。
- 17世紀初頭の城郭建築の最高傑作として、日本の木造建築の粋を集めた美的完成度が高いこと。
まさに、日本が世界に誇る「宝」であることが、国際的にも認められている証ですね。
黒の岡山城「烏城」の読み方との対比
姫路城が「白鷺城」と呼ばれるのに対し、面白い対比としてよく挙げられるのが、お隣の岡山県にある岡山城です。
岡山城は、黒い下見板張りの外観から「烏城(うじょう)」という別名で呼ばれています。姫路城の「白」と岡山城の「黒」は、非常に対照的で興味深いですね。
岡山城「烏城」の豆知識
ちなみに、この「烏城」の読み方は「からすじょう」ではなく「うじょう」が正式な愛称です。こちらも白鷺城と同じように、読み方を知っていると少し通な感じがしますね。
白と黒の城、それぞれの魅力
姫路城のような白い城は、徳川家康が天下統一を果たした江戸時代初期以降に多く建てられました。「平和の時代の象徴」「権威の象徴」として、白漆喰の優美な城が好まれたと言われています。
一方、岡山城のような黒い城は、豊臣秀吉の時代に多く見られたスタイルです。黒い板は耐久性が高く、実戦的で重厚な印象を与えます。まさに戦国時代の力強さを象徴する色でした。
白鷺城の優美な「静」の魅力と、烏城の力強い「動」の魅力。それぞれの城が建てられた時代の背景に思いを馳せながら見比べてみると、お城めぐりがもっと楽しくなるかもしれません。
まとめ:姫路城 白鷺城の読み方と豆知識
今回は、姫路城の別名「白鷺城」の読み方について、詳しく解説してきました。
今回のまとめ
- 白鷺城の読み方は「はくろじょう」と「しらさぎじょう」の2つがあり、どちらも間違いではない。
- 地元・姫路市が推奨する公式な愛称は「はくろじょう」。
- 全国的には意味が分かりやすい「しらさぎじょう」が広く浸透している。
- その由来は、白鷺が羽を広げたような美しい姿や、城が建つ土地の歴史にある。
読み方の背景を知ることで、姫路城への愛着がさらに湧いてきますよね。次に姫路城を訪れる際は、ぜひ「はくろじょう」と心の中で呟きながら、その白く輝く美しい姿を眺めてみてはいかがでしょうか。
記事内の情報については、執筆時点のものです。最新の情報や詳細については、姫路城の公式サイトなどでご確認いただくことをお勧めします。