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こんにちは。旅行宿泊探訪記、運営者の「K」です。
世界自然遺産にも登録された絶景の楽園、小笠原諸島。あの美しい島々を、自分の愛車であるバイクで駆け抜けられたら最高だろうな…なんて考えたことはありませんか?小笠原諸島へバイクを持ち込みたいと考えたとき、おがさわら丸での輸送料金はいくらかかるのか、フェリーでの手続きや手順は複雑ではないか、そもそも125cc以上の排気量のバイクは載せられるのか、など多くの疑問が浮かんでくると思います。また、費用や時間をかけて持ち込む価値があるのか、現地のバイクレンタルと比較してどうなのか、という点も気になるところですよね。父島だけでなく、母島までバイクで行けるのかというのも知りたいポイントかもしれません。
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この記事でわかること
- おがさわら丸でのバイク輸送にかかる料金と予約手順
- 持ち込みが可能なバイクの排気量と当日の注意点
- バイク持ち込みと現地レンタルのメリット・デメリット比較
- 小笠原諸島(父島)でのおすすめツーリングコース
小笠原諸島へのバイク持ち込み!完全ガイド

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東京から南へ約1,000km。船で24時間かけてやっと辿り着ける絶海の孤島、小笠原諸島。そんな特別な場所へ、自分のバイクを持ち込むための具体的な方法を詳しく見ていきましょう。唯一の定期船「おがさわら丸」のことから、費用、手続きまで、気になる点を一つずつクリアにしていきますね。
バイク離島輸送とおがさわら丸の荷物
まず大前提として、小笠原諸島へバイクを持っていく方法は、東京の竹芝桟橋から出港する「おがさわら丸」に乗せる以外にありません。飛行場がない小笠原への唯一の交通手段ですね。
おがさわら丸では、バイクは乗客が手で運べない大きな荷物、いわゆる「特殊手荷物」という扱いで輸送されます。コンテナにバイクを収納し、船内の貨物スペースに積載される形です。そのため、乗船券とは別に、特殊手荷物としての運賃が追加で必要になるんですね。
ちなみに…
バイクだけでなく、自転車やサーフボード、カヤックなども同じ「特殊手荷物」として有料で持ち込むことが可能です。アクティビティを楽しみたい人にとってはありがたいサービスですね。
気になるおがさわら丸のバイク料金
さて、一番気になるのが料金だと思います。おがさわら丸のバイク輸送費は、排気量によって細かく区分されています。これはあくまで輸送費なので、別途ご自身の乗船券代が必要になる点は忘れないでくださいね。
以下に、片道あたりの料金の目安をまとめてみました。
バイク特殊手荷物運賃(片道・税込)
| 排気量 | 料金(目安) |
|---|---|
| 50cc未満 | 21,430円 |
| 50cc以上 125cc未満 | 24,490円 |
| 125cc以上 750cc未満 | 30,620円 |
| 750cc以上 | 36,740円 |
※上記は2024年4月時点の燃料油価格変動調整金を含んだ料金の目安です。料金は改定される可能性があるため、予約時に必ず公式サイトで最新の正確な情報をご確認ください。
見ての通り、往復で考えるとかなりの金額になりますね。例えば250ccのバイクなら往復で6万円以上。これに乗船券代が加わるので、しっかり予算を組んでおく必要があります。
125cc以上は可能?フェリーの排気量
料金表を見ても分かる通り、125cc以上のバイクも問題なく持ち込み可能です。むしろ、750ccを超えるような大型バイクまで対応してくれています。
小笠原の父島は意外とアップダウンが激しいんです。特に展望台へ向かう道は急な坂道が多いので、パワーのあるバイクの方が快適にツーリングを楽しめるかなと思います。その点、自分の乗り慣れた中型〜大型バイクで走れるのは大きなメリットになりますね。
小笠原の船は予約必須?持ち込み手順
結論から言うと、バイクの持ち込みは完全予約制で、予約は必須です。コンテナのスペースには限りがあるため、予約なしで当日に持ち込んでも絶対に載せることはできません。
手順は以下の通りです。そんなに複雑ではありませんよ。
バイク持ち込み 予約の手順
- 電話で予約する: まずは小笠原海運の予約窓口に電話します。インターネットではバイクの予約はできません。乗船券の予約と同時に「バイクも持ち込みたい」旨を伝えましょう。
- バイクの情報を伝える: 電話で、乗船日、バイクの車名、排気量、ナンバープレートの番号などを聞かれます。車検証を手元に用意しておくとスムーズですね。
- 予約完了!: オペレーターの指示に従えば予約は完了です。支払い方法などもこの時に確認しておきましょう。
特にゴールデンウィークやお盆、年末年始などの繁忙期は、船の予約自体が取りにくく、バイクを載せるコンテナも早く埋まってしまいます。計画を立てたら、できるだけ早く、できれば乗船日の2ヶ月前の予約開始と同時に行動することを強くおすすめします。
持ち込み当日の注意点と準備すること
予約が無事に済んだら、あとは当日を待つばかり。ですが、当日の手続きや準備にもいくつか注意点があります。
手続きの時間と場所
バイクの積み込み手続きは、乗船手続きとは別の場所、時間で行われます。通常、出港当日の朝8:00〜9:30頃に、竹芝客船ターミナルの指定された貨物受付にバイクを持ち込む必要があります。時間に遅れると乗せられない可能性もあるので、余裕を持った行動が大切です。
必要な持ち物
当日は以下のものを忘れずに持っていきましょう。
- 車検証(または標識交付証明書)のコピー
- 運転免許証
- 乗船券
特に車検証のコピーは忘れないようにしてくださいね。
燃料は空に近い状態で!
安全上の理由から、バイクのガソリンタンクは可能な限り空に近い状態にしておくよう指示されます。満タンの状態では受け付けてもらえません。竹芝へ向かう途中でガソリンを消費し、ギリギリの状態で到着するのが理想的ですね。父島に着けばガソリンスタンドがあるので心配いりません。
また、船の揺れでバイクに傷がつくのが心配な方は、ハンドル周りやミラーなどにタオルを巻くなどの簡単な養生を自分でしておくのも良いかもしれません。バイクの固定はスタッフの方々がしっかりと行ってくれますが、念には念を入れて、ですね。
小笠原諸島のバイク持ち込みは本当におすすめ?

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ここまで費用や手間のかかる話をしてきましたが、それでも「小笠原にバイクを持ち込む価値はあるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。ここからは、持ち込みのメリットや、現地での楽しみ方、レンタルとの比較などを掘り下げていきます。
父島でのバイクは最高の交通手段
父島を実際に訪れてみるとよく分かりますが、集落(大村地区)を少し離れると、急な坂道が本当に多いです。観光スポットである展望台のほとんどは高台にありますし、美しいビーチへ行くにもアップダウンを越えなければなりません。
もちろん、レンタカーや観光バスという選択肢もありますが、バイクの機動力は圧倒的。気になった脇道にふらっと入っていったり、景色の良い場所で気軽に停まって写真を撮ったり。そんな自由気ままな旅ができるのはバイクならではの魅力です。特に、坂道をぐいぐい登ってくれるパワーのある自分のバイクは、父島において最高の相棒になると私は思います。
絶景!小笠原諸島ツーリングコース
父島は周囲約50kmほどの小さな島ですが、バイクで走ると本当に気持ちの良い道がたくさんあります。私のおすすめコースを少しだけ紹介しますね。
ウェザーステーション展望台へのサンセット・ロード
父島で最も有名な絶景スポット「ウェザーステーション展望台」。ここから眺める夕日は格別ですが、そこへ至る道もまた素晴らしいんです。海を見下ろしながらカーブを駆け上がっていく道は、最高のツーリングコース。日没の時間に合わせて走れば、感動的な風景に出会えるはずです。
島を縦断する夜明道路
島の中心を南北に貫く夜明道路(都道240号線)は、緑豊かな森の中を走るルートです。途中には「中央山」への入口もあり、亜熱帯の自然を肌で感じながらのライディングが楽しめます。交通量も少ないので、のんびり走るのにぴったりですよ。
持ち込みとバイクレンタルのメリット比較
「持ち込みは大変そうだからレンタルでいいかな…」と考える方も多いでしょう。ここで、持ち込みとレンタルのメリット・デメリットを比較してみましょう。
| バイク持ち込み | 現地レンタル | |
|---|---|---|
| メリット | ・乗り慣れた愛車で安心 ・パワーがあり坂道も快適 ・好きな時間に自由に行動できる ・所有欲が満たされる |
・費用が比較的安い ・手続きが簡単で手軽 ・船旅に集中できる ・傷などの心配が少ない |
| デメリット | ・往復の輸送費が高額 ・予約や当日の手続きが手間 ・輸送中の傷などのリスク ・天候による欠航時の対応が大変 |
・車種が限られる(主に原付スクーター) ・パワー不足を感じることがある ・繁忙期は予約が取れないことも ・利用時間に制限がある |
どちらが良いとは一概には言えません。滞在日数や旅のスタイル、予算によってベストな選択は変わってくるかなと思います。
手間や費用は?デメリットも要チェック
改めてデメリットを整理しておきましょう。憧れだけで突っ走ると後悔する可能性もありますからね。
持ち込みの主なデメリット
- 費用:往復の輸送費と乗船券代で、最低でも10万円以上の出費は覚悟する必要があります。
- 手間:電話予約や当日の早朝手続きなど、時間と労力がかかります。
- リスク:船の揺れによる転倒や傷のリスクはゼロではありません。また、万が一現地で故障した場合、修理できる場所は非常に限られます。
- 天候:台風シーズンなど、船が欠航になる可能性もあります。その場合、バイクをどうするか、滞在をどうするかなど、計画の変更を余儀なくされます。
これらのデメリットを理解した上で、「それでも愛車と小笠原を走りたい!」という強い気持ちがあるなら、持ち込む価値は十分にあると思います。
Q&A:バイクで母島へ行ける?
父島からさらに船で2時間の場所にある母島。「ここもバイクで走れたら…」と考える方もいるかもしれませんが、残念ながら答えは「No」です。
父島と母島を結ぶ「ははじま丸」には、バイクを積載する設備がありません。そのため、父島に持ち込んだバイクで母島へ渡ることはできないのです。
母島での交通手段は、現地でのレンタバイク(原付スクーター)、有償運送バス、レンタカー、あるいは徒歩になります。母島は父島よりもさらに小さく、坂道も多いので、バイクをレンタルするのがおすすめです。
まとめ:小笠原諸島のバイク持ち込み計画
今回は、小笠原諸島へのバイク持ち込みについて、料金から手順、メリット・デメリットまで詳しく解説してきました。
確かに、費用も手間もかかります。決して手軽な選択肢ではありません。しかし、24時間の船旅を越えて辿り着いた絶海の楽園を、自分の愛車で自由に駆け抜ける体験は、何物にも代えがたい特別な思い出になるはずです。美しい海を横目に、緑深い山道を走り、満点の星空の下で愛車と佇む…。そんなロマンを求めるライダーにとって、小笠原諸島は最高の舞台かもしれません。
この記事が、あなたの「小笠原ツーリング」という夢を実現するための一歩となれば嬉しいです。計画を立てる際は、必ず小笠原海運の公式サイトで最新の情報を確認し、万全の準備で臨んでくださいね。