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東京の紅葉はいつまで?エリア別見頃と名所を解説

東京の紅葉はいつまで?エリア別見頃と名所を解説

イメージ画像:旅行宿泊探訪記 作成

こんにちは。旅行宿泊探訪記、運営者の「K」です。

秋も深まってくると、東京の紅葉はいつまで見られるんだろう?って気になりますよね。特に12月に入ってからの見頃や、都内の名所、ライトアップの時期など、知りたいことはたくさんあると思います。週末の予定を立てたいけど、もう散ってしまったかな…なんて心配もあるかもしれません。この記事では、そんなあなたの疑問に答えるために、東京の紅葉を楽しめる時期やエリアごとの違い、おすすめの穴場スポットまで、私の経験も交えながら詳しく解説していきます。

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この記事でわかること

  • 東京の紅葉が見頃を迎える全体的な時期
  • 都心と奥多摩などエリア別の見頃の違い
  • 12月でも紅葉を楽しめるおすすめの名所
  • ライトアップや散り紅葉など特別な楽しみ方

紅葉は東京でいつまで?見頃時期をエリア別に解説

## 紅葉は東京でいつまで?見頃時期をエリア別に解説

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「東京の紅葉」と一言で言っても、実はエリアによって見頃の時期が大きく異なるのが面白いところ。都心のビル街から自然豊かな奥多摩まで、幅広い環境があるからこそ、長い期間にわたって紅葉リレーが楽しめるんですよね。ここでは、まず東京全体の紅葉シーズンの傾向と、エリアごとの違いについて詳しく見ていきましょう。

東京の紅葉、時期の全体像

東京の紅葉シーズンは、例年10月下旬頃から始まり、12月中旬頃まで続きます。一番の見頃のピークは、多くの場所で11月中旬から12月上旬にかけてやってくることが多いですね。

もちろん、これはあくまで目安。その年の気候、特に秋の気温や日照時間によって、色づきの進み具合は毎年少しずつ変わります。また、紅葉する木の種類によっても見頃は異なります。

木の種類による見頃の違い

  • モミジ・カエデ類: 鮮やかな赤色が特徴。都心では11月下旬から12月上旬に見頃を迎える場所が多いです。
  • イチョウ: 黄金色の絨毯が美しい。モミジより少し早く、11月中旬から下旬に見頃のピークを迎える傾向があります。
  • ケヤキやサクラ: 街路樹や公園でよく見られ、10月下旬から11月にかけて色づき始め、比較的早い時期に紅葉を楽しませてくれます。

これらの木々が混在している公園などでは、長期間にわたって色の移り変わりを楽しめるのが魅力ですね。

都心と奥多摩エリアの見頃の違い

東京の紅葉を語る上で欠かせないのが、都心部と西部、特に奥多摩エリアとの見頃時期の大きな差です。これは主に標高差による気温の違いが原因です。

山間部である奥多摩エリアは、都心よりも早く気温が下がるため、紅葉のスタートも早くなります。まるで紅葉が山から都心へ下りてくるようなイメージですね。

エリア別・見頃時期の目安

エリア 主な場所 見頃の目安
奥多摩エリア 奥多摩湖、御岳山、鳩ノ巣渓谷など 10月下旬~11月中旬
高尾山エリア 高尾山 11月中旬~11月下旬
都心・23区エリア 神宮外苑、六義園、新宿御苑など 11月下旬~12月上旬

このように、10月下旬に奥多摩で始まった紅葉は、12月上旬の都心まで、約1ヶ月半もの間、都内のどこかで楽しむことができるんです。これだけ長く楽しめるのは、多様な地形を持つ東京ならではの特権かもしれません。

高尾山の紅葉の見頃はいつから?

都心からのアクセスも良く、手軽に登山と紅葉狩りが楽しめる高尾山。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三つ星を獲得して以来、海外からの観光客も多く、紅葉シーズンは特に大変な賑わいを見せます。

そんな高尾山の紅葉の見頃は、例年11月中旬から11月下旬にかけて。山頂付近から色づき始め、徐々に麓へと紅葉が広がっていきます。特にケーブルカー清滝駅前や、薬王院周辺、もみじ台からの眺めは格別ですね。

ただ、この時期の週末は本当に混雑します。ケーブルカーは1時間以上の待ち時間になることも珍しくありません。もし可能であれば、平日の早朝を狙って訪れるのが、ゆっくりと紅葉を堪能するコツかなと思います。

高尾山の紅葉時期の注意点

紅葉まつりの期間中は特に混雑が予想されます。また、山は天候が変わりやすく、朝晩は冷え込むため、服装には十分注意してください。歩きやすい靴と、一枚羽織れる上着は必須アイテムですよ。

東京の紅葉は12月でも楽しめる

「もう12月だから、紅葉は終わってしまったかな?」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません!東京では、12月こそが紅葉のクライマックスと言える場所がたくさんあります。

特に都心の公園や庭園は、12月上旬に見頃のピークを迎える名所が目白押しです。むしろ、少し遅い時期を狙って訪れることで、燃えるような深紅のモミジや、黄金色に輝くイチョウの絨毯に出会える可能性が高まります。

12月はクリスマスイルミネーションも始まる時期。日中は紅葉狩りを楽しみ、夜はイルミネーションを堪能する…なんて贅沢な一日を過ごせるのも、この時期の東京ならではの魅力ですね。

神宮外苑いちょう並木の見頃と混雑

東京の紅葉スポットとして、まず名前が挙がるのが明治神宮外苑のいちょう並木ではないでしょうか。青山通りから聖徳記念絵画館へと続く約300mの道に、146本ものイチョウが植えられており、見頃を迎えると黄金色のトンネルを作り出します。その光景はまさに圧巻の一言です。

見頃は例年、11月下旬から12月上旬。この時期には「いちょう祭り」も開催され、多くの人で賑わいます。

ただし、人気スポットゆえに混雑は避けられません。特に週末の昼間は、写真を撮るのも一苦労なほど。個人的なおすすめは、やはり人出の少ない平日の早朝です。朝日を浴びてキラキラと輝くいちょう並木を、比較的静かな環境で独り占めできるかもしれませんよ。

昭和記念公園の紅葉は見頃が長い

立川市にある国営昭和記念公園は、広大な敷地を誇り、紅葉を長期間楽しめるのが最大の魅力です。園内には様々な種類の樹木が植えられているため、場所によって見頃の時期が少しずつずれるんです。

  • かたらいのイチョウ並木: 園のシンボル的存在。約300mにわたって続く黄金色のトンネルは、11月中旬から下旬に見頃を迎えます。
  • 日本庭園: 池の周りに植えられたモミジが、11月上旬から中旬にかけて見事に色づきます。水面に映る「逆さ紅葉」は息をのむ美しさです。

このように、11月上旬から下旬まで、園内のどこかしらで見頃の紅葉を楽しめるのが嬉しいポイント。敷地がとても広いので、都心の有名スポットに比べて、ゆったりと自分のペースで散策できるのも良いですね。レンタサイクルを利用して園内を巡るのもおすすめです。

必見!紅葉が東京でいつまでも見逃せない名所

必見!紅葉が東京でいつまでも見逃せない名所

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ここまでエリアごとの見頃時期を見てきましたが、ここからは「ライトアップ」や「散り紅葉」といった、ちょっと特別な楽しみ方ができる名所をいくつかご紹介したいと思います。同じ紅葉でも、時間帯や視点を変えるだけで全く違う表情を見せてくれるのが面白いところです。

六義園など東京の紅葉ライトアップ

昼間の紅葉ももちろん美しいですが、夜のライトアップは格別の趣があります。都内でライトアップの名所といえば、まず名前が挙がるのが駒込にある六義園(りくぎえん)です。

江戸時代を代表する大名庭園である六義園では、紅葉シーズンになると期間限定で夜間特別観賞が実施されます。ライトに照らされて暗闇に浮かび上がるモミジやイチョウは、なんとも幻想的。特に、水面に映り込む「逆さ紅葉」は、思わず時が経つのを忘れて見入ってしまうほどの美しさです。

都内の主なライトアップスポット

  • 六義園: 和の情緒あふれる幻想的なライトアップ。
  • 国営昭和記念公園: 日本庭園を中心にライトアップ。昼間とは違う雰囲気を楽しめる。
  • 目白庭園: 小規模ながら、池泉回遊式の庭園で趣のあるライトアップが人気。

ライトアップの実施期間や時間は年によって異なります。また、事前予約が必要な場合もあるため、お出かけ前には必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

東京の美しい散り紅葉スポット

紅葉の楽しみは、木々が色づいている間だけではありません。見頃のピークを過ぎ、ハラハラと葉が舞い散る「散り紅葉」や、地面を埋め尽くす「敷き紅葉」もまた、風情があって美しいものです。

まるで赤い絨毯の上を歩いているかのような感覚は、この時期ならではの特別な体験。そんな美しい散り紅葉が楽しめるスポットをいくつかご紹介します。

  • 小石川後楽園: 都心にあるとは思えないほど静かで落ち着いた大名庭園。通天橋周辺のモミジが散り始めると、地面が一面真っ赤に染まります。
  • 砧公園: 世田谷区にある広大な公園。落ち葉の絨毯の上をカサコソと音を立てながら歩くのは、童心に帰ったようで楽しいですよ。ファミリーにもおすすめです。
  • 光が丘公園: 練馬区にある公園で、40本ものイチョウが連なる「ふれあいの径」が有名。見頃を過ぎると、あたり一面が黄金色のカーペットに覆われます。

見頃が終わってしまったとがっかりせず、ぜひ足元にも目を向けてみてください。きっと新たな発見があるはずです。

靖国神社の黄金色イチョウ並木

神宮外苑と並ぶ、都内のイチョウ並木の名所が靖国神社です。第二鳥居から神門へと続く参道には、見事なイチョウ並木が続いています。

神宮外苑が西洋的な雰囲気を持つのに対し、靖国神社は日本の神社ならではの厳かな雰囲気の中で黄金色の紅葉を楽しめるのが特徴です。石灯籠と黄金色のイチョウのコントラストは、写真好きにはたまらない光景ではないでしょうか。

見頃は11月下旬から12月上旬。都心にありながら比較的落ち着いて鑑賞できる穴場的なスポットかなと、個人的には思っています。

日比谷公園のS字イチョウ並木

オフィス街のオアシス、日比谷公園にも見逃せない紅葉スポットがあります。それが、園内の雲形池のすぐそばにある「S字園路」のイチョウ並木です。

その名の通り、道がS字にカーブしており、黄金色のイチョウと相まって非常に絵になる風景が広がります。鶴の噴水がある首賭けイチョウ(大イチョウ)も見ごたえ抜群です。

東京駅や銀座からのアクセスも良く、ショッピングや食事のついでに気軽に立ち寄れるのが嬉しいポイント。都会の喧騒を忘れさせてくれる、心安らぐスポットですね。

12月におすすめの紅葉スポット

さて、ここまで色々な名所をご紹介してきましたが、改めて「12月に入ってからでも間に合う、おすすめの紅葉スポット」をまとめてみたいと思います。

12月が見頃!都心のおすすめ紅葉名所

  • 六義園: 燃えるような赤色のモミジが12月上旬にピークを迎える。ライトアップも必見。
  • 神宮外苑いちょう並木: 12月上旬まで黄金色のトンネルが楽しめる。散り始めの黄金の絨毯も美しい。
  • 小石川後楽園: 都心にありながら、深山幽谷の趣。深紅に染まるモミジは12月上旬が見頃。
  • 新宿御苑: 広大な園内に多様な樹木があり、12月中旬頃までどこかしらで紅葉が楽しめる。プラタナス並木もおすすめ。
  • 浜離宮恩賜庭園: 潮入の池と高層ビル群を背景に、独特の景観の中で紅葉が楽しめる。

このように、12月でも楽しめるスポットはたくさんあります。諦めずに計画を立ててみてくださいね。

結論:紅葉は東京でいつまで楽しめる?

ここまで見てきたように、結論として「東京の紅葉は、エリアを選べば10月下旬から12月中旬頃まで、長期間にわたって楽しめる」と言えるでしょう。

標高の高い奥多摩エリアから始まり、高尾山を経て、都心の庭園や公園へと紅葉前線が移っていくリレーは見事です。見頃のピークは場所によって異なりますが、11月下旬から12月上旬が都心部ではクライマックスとなります。

もし見頃のピークを逃してしまっても、散り紅葉や落ち葉の絨毯といった、また違った趣のある景色が待っています。ぜひ、この記事を参考にして、今年最後の秋の彩りを探しに出かけてみてください。きっと素敵な風景に出会えるはずですよ。

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