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六義園の読み方は?アクセス・見どころ・歴史を解説

六義園の読み方は?アクセス・見どころ・歴史を解説

イメージ画像:旅行宿泊探訪記 作成

こんにちは。旅行宿泊探訪記、運営者の「TrekTide」です。

東京を代表する美しい日本庭園、六義園。この素敵な庭園の名前ですが、正しい読み方をご存知でしょうか。時々「ろくぎえん」と読んでしまう方もいるかもしれませんが、正しくは「りくぎえん」と読みます。なぜそのように読むのか、名前の由来も気になりますよね。また、実際に訪れる計画を立てるなら、駒込駅からのアクセス方法や、庭園を散策するのにかかる所要時間も知っておきたいポイントです。春のしだれ桜や秋の紅葉の季節にはライトアップも開催されるので、その時期の見どころは特に押さえておきたいですし、周辺で楽しめるランチの情報や、記念に御朱印がもらえるのかどうかも、散策を一層楽しむためには欠かせない情報かなと思います。

六義園|公園へ行こう!

この記事でわかること

  • 六義園の正しい読み方と歴史的な名前の由来
  • 桜や紅葉など季節ごとの見どころとライトアップ情報
  • 散策にかかる所要時間やアクセス方法といった基本情報
  • 周辺のおすすめランチや御朱印の有無について

六義園の読み方は?歴史と基本情報を解説

## 六義園の読み方は?歴史と基本情報を解説

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まずは六義園の基本情報からチェックしていきましょう。読み方はもちろん、その歴史的背景やアクセス、料金など、訪れる前に知っておくと便利な情報をまとめました。計画を立てる際の参考にしてみてくださいね。

正しい読み方と名前の由来

六義園の正しい読み方は、「りくぎえん」です。「ろくぎえん」と間違えて覚えてしまう方も少なくないようですが、この機会にぜひ覚えてみてください。

この名前は、中国の詩の分類法である「六義(りくぎ)」に由来しています。六義園を造ったのは、江戸時代中期の第五代将軍・徳川綱吉の側用人であった柳沢吉保(やなぎさわ よしやす)です。彼は和歌に非常に造詣が深く、この庭園を和歌の趣味を反映させたものとして設計しました。紀貫之が『古今和歌集』の序文で触れた和歌の六つの分類法「六体(むくさ)」を、中国の「六義」になぞらえ、そこから「六義園」と名付けたと言われています。

豆知識:六義園は「小石川後楽園」と並ぶ江戸の二大庭園

六義園は、同じく都立庭園である「小石川後楽園」とともに、江戸の二大庭園と称されています。どちらも国の特別名勝に指定されている貴重な文化財庭園なんですよ。歴史を感じながら散策するのも、また一興ですね。

駒込駅から六義園へのアクセス

六義園へのアクセスは非常に便利で、公共交通機関を利用するのがおすすめです。

【最寄り駅】

  • JR山手線・東京メトロ南北線「駒込駅」から徒歩約7分
  • 都営三田線「千石駅」から徒歩約10分

【駒込駅からの道順】

駒込駅の南口を出て、本郷通りを南(本郷・上野方面)へまっすぐ進むと、右手に六義園の正門が見えてきます。道順はとても分かりやすいので、初めての方でも迷うことは少ないかなと思います。

また、春のしだれ桜や秋の紅葉の時期には、駒込駅から徒歩2分ほどの場所にある「染井門(そめいもん)」が臨時で開門されることがあります。しだれ桜の場所に近いので、時期によってはそちらを利用すると便利ですよ。

駐車場の利用について

六義園には専用の駐車場がありません。車で訪れる場合は、周辺のコインパーキングなどを利用することになります。ただし、駐車場の数は限られており、特に観光シーズンは混雑が予想されるため、公共交通機関の利用を強くおすすめします。

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散策の所要時間の目安は?

六義園は広大な敷地を持つ回遊式築山泉水庭園です。庭園内の道をぐるっと一周する場合の所要時間は、だいたい60分から90分ほどを見ておくと良いでしょう。

もちろん、これはあくまで歩くだけの目安です。

  • 途中の茶屋で休憩する
  • 美しい景色を写真に収める
  • ベンチに座ってのんびり過ごす

など、ゆっくりと楽しみたい場合は、2時間ほど時間を確保しておくと安心かなと思います。園内には見どころがたくさんあるので、時間に追われず、ゆったりとした気持ちで散策するのがおすすめです。

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六義園の入園料金と開園時間

六義園の入園料金と開園時間は以下の通りです。訪れる前に一度、公式サイトで最新の情報を確認してくださいね。

入園料金

一般 300円
65歳以上 150円
小学生以下 無料
都内在住・在学の中学生 無料

開園時間

午前9時~午後5時(最終入園は午後4時30分)

※イベント開催期間中は、開園時間が延長される場合があります。

休園日:年末年始(12月29日~翌年1月1日)

上記はあくまで基本的な情報です。特別開園やライトアップ期間中の料金・時間については変更される可能性があります。お出かけの際は、必ず六義園の公式サイトで最新情報をご確認ください。

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必見!庭園内の見どころを紹介

六義園には、和歌の世界観を表現した美しいスポットがたくさんあります。どこを切り取っても絵になる風景が広がっていますが、ここでは特に外せない見どころをいくつかご紹介します。

園のシンボル「しだれ桜」

正門を入ってすぐの場所にある大きなしだれ桜は、六義園のシンボル的存在です。高さ約15m、幅は約20mにもなるその姿は圧巻の一言。春になると、滝が流れ落ちるかのように薄紅色の花を咲かせ、多くの人々を魅了します。この桜を見るためだけに訪れる価値がある、と言っても過言ではないでしょう。

和歌の世界へ誘う「渡月橋(とげつきょう)」

中の島にかかるこの石橋は、和歌に詠まれた「月の美しい夜に、この橋を渡ってみたい」という情景を表現していると言われています。大きな2枚の岩を組み合わせて作られており、周囲の景色と調和した趣のある風景を生み出しています。実際に渡ることはできませんが、眺めるだけでもその美しさに心が和みます。

庭園を眺めながら一休み「吹上茶屋(ふきあげちゃや)」

園内の散策に疲れたら、吹上茶屋で一休みはいかがでしょうか。大きな池のほとりにあり、美しい庭園を眺めながら抹茶と和菓子のセット(有料)などを楽しむことができます。水面に映る木々や空を眺めながら過ごす時間は、格別なものになるはずです。

園内一のビュースポット「藤代峠(ふじしろとうげ)」

藤代峠は、園内で最も高い築山(人工の山)で、標高は約35m。頂上は「富士見山」と名付けられ、昔はここから富士山を望むことができたそうです。頂上からの眺めは素晴らしく、庭園全体を見渡せる絶好のビュースポットになっています。少し階段を上りますが、ぜひ訪れてみてください。

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六義園の読み方と楽しむ季節の魅力

## 六義園の読み方と楽しむ季節の魅力

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六義園は、いつ訪れても美しい庭園ですが、特に春の桜と秋の紅葉の季節は格別の美しさを見せてくれます。ライトアップ情報や、散策とあわせて楽しみたいランチ情報など、季節ごとの魅力を深掘りしていきましょう。

春のしだれ桜ライトアップ情報

春の六義園といえば、やはりしだれ桜です。例年の見頃は3月下旬から4月上旬頃。この時期に合わせて「春夜の六義園」と題したライトアップイベントが開催されます。

夜空に浮かび上がる幻想的なしだれ桜の姿は、昼間とはまた違った感動を与えてくれます。光に照らされた花が滝のように降り注ぐ様子は、まさに絶景。毎年多くの人で賑わう大人気のイベントです。

ライトアップ期間中の注意点

ライトアップ期間中は、通常よりも開園時間が延長されますが、非常に混雑します。特に週末は入場に行列ができることも。時間に余裕を持って訪れるか、比較的空いている平日の早い時間を狙うのがおすすめです。また、夜は冷え込むこともあるので、羽織るものを一枚持っていくと安心ですよ。

秋の紅葉の見頃とライトアップ

秋が深まると、園内の木々が赤や黄色に色づき、庭園は華やかな雰囲気に包まれます。紅葉の見頃は、例年11月下旬から12月上旬頃です。

園内には約400本のイロハカエデのほか、ハゼノキやイチョウなどがあり、場所によって様々な色のコントラストが楽しめます。特に水面に映る「逆さ紅葉」は息をのむ美しさです。この時期にも「庭園と紅葉のライトアップ」が開催され、昼間とは違う幽玄な世界が広がります。

紅葉のおすすめスポット

  • 水香江(すいこうのえ): 池の周りは特にカエデが多く、美しい紅葉が楽しめます。
  • つつじ茶屋: 柱や屋根までつつじの古木で造られた珍しい茶屋。周囲の紅葉とのコントラストが見事です。
  • 渡月橋周辺: 石橋と紅葉の組み合わせが絵になります。

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周辺で楽しめるおすすめランチ

六義園の散策を楽しんだ後は、周辺で美味しいランチをいただくのも楽しみの一つですよね。最寄り駅の駒込駅周辺には、魅力的な飲食店が点在しています。

昔ながらの商店街「アザレア通り」や「霜降り銀座商店街」には、地元の人に愛される定食屋さんや蕎麦屋さん、おしゃれなカフェなど、さまざまなお店が並んでいます。散策の前後に、ぶらりと歩いてお気に入りのお店を見つけるのも楽しいかもしれません。

ジャンルとしては、

  • 落ち着いた雰囲気で楽しめる和食店
  • 気軽に立ち寄れるイタリアンやフレンチのビストロ
  • こだわりのコーヒーが味わえるカフェ

など、選択肢は豊富です。その日の気分に合わせてお店を選んでみてくださいね。

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六義園で御朱印はもらえる?

時々、「六義園で御朱印はもらえるの?」という質問を耳にすることがありますが、結論から言うと六義園で御朱印をいただくことはできません

御朱印は、もともとお寺や神社に参拝し、写経を納めた証として授与されていたものです。そのため、庭園である六義園には御朱印の授与所はないのです。

記念スタンプで思い出を残そう

御朱印はありませんが、庭園によっては入園記念のスタンプが用意されていることがあります。六義園でも、サービスセンターなどで記念スタ sindacoが設置されている場合があるので、訪れた記念に押してみてはいかがでしょうか。詳細は現地で確認してみてくださいね。

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よくある質問と回答

最後に、六義園に関してよく聞かれる質問をQ&A形式でまとめてみました。

Q. ペットを連れて入園できますか?
A. ペットを連れての入園はできません。ただし、補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)は同伴可能です。
Q. 園内で飲食はできますか?
A. 決められた場所での飲食は可能です。園内には吹上茶屋などの休憩所があります。レジャーシートを広げての宴会などは禁止されていますので、マナーを守って楽しみましょう。
Q. 再入園はできますか?
A. 原則として再入園はできません。一度退園すると、再度入園券を購入する必要がありますのでご注意ください。
Q. 車椅子での散策は可能ですか?
A. 車椅子での散策も可能ですが、一部通行が難しい場所があります。園内は砂利道や坂、段差があるため、すべてのルートを回るのは難しいかもしれません。車椅子の貸し出し(無料)もありますので、必要な方はサービスセンターで相談してみてください。

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まとめ:六義園の読み方と魅力

今回は、六義園の正しい読み方「りくぎえん」から、その歴史や見どころ、季節ごとの楽しみ方まで、幅広くご紹介しました。

柳沢吉保が和歌の世界を表現したこの美しい庭園は、都会の喧騒を忘れさせてくれる静かで落ち着いた空間です。春のしだれ桜、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、一年を通してさまざまな表情を見せてくれます。次に東京を訪れる際は、ぜひ足を運んで、その魅力を肌で感じてみてくださいね。

 

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