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こんにちは。旅行宿泊探訪記、運営者の「K」です。
世界遺産にもなっている広島の厳島神社、せっかく訪れるならベストなタイミングで見たいですよね。でも、満潮と干潮で全く違う景色が見られると聞くと、厳島神社は満潮干潮どっちがいいのか、すごく迷うポイントかなと思います。特に、あの有名な大鳥居まで歩いて渡れる時間はいつなのか、海に浮かぶ幻想的な写真を撮るにはどの時間帯がいいのか、夜のライトアップは満潮と干潮のどちらがおすすめなのか、知りたいことはたくさんありますよね。滞在時間が限られている中で両方見るためのモデルコースや、2025年の潮見表を使った計画の立て方まで、あなたの宮島旅行が最高のものになるよう、私が旅の前に知りたかった情報をぎゅっとまとめました。
(厳島神社)関連
この記事でわかること
- 満潮時と干潮時のそれぞれの魅力と景色の違い
- 写真撮影やライトアップなど目的別のおすすめ時間帯
- 1日で満潮と干潮の両方を楽しむためのモデルコース
- 訪問前に確認すべき潮見表の見方と服装の注意点
厳島神社は満潮干潮どっちがいい?目的別の魅力

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厳島神社の一番の魅力は、なんといっても潮の満ち引きによってその姿を劇的に変えるところですね。海に浮かんでいるように見える時もあれば、地面が現れて大鳥居の真下まで歩いていける時もある。どっちの景色にもそれぞれの良さがあるので、まずは目的別にどっちがいいかを見ていきましょう。
海に浮かぶ絶景!厳島神社の満潮時間
パンフレットやテレビでよく見る、あの海の上に社殿が浮かんでいるかのような神秘的な光景。これが見たいなら、間違いなく満潮時間を狙うべきです。
朱塗りの社殿や回廊が、青い海とのコントラストで一層美しく映えます。特に、潮位が250cm以上になると、まるで社殿全体が海に浮かんでいるかのような幻想的な景色が広がりますね。回廊を歩いていると、すぐ下まで海水が満ちてきて、まるで海の上を散歩しているような不思議な感覚になりますよ。
満潮の魅力ポイント
- 社殿が海に浮かんでいるように見える神秘的な光景
- 朱色の建物と海の青のコントラストが美しい
- 回廊から海を間近に感じられる非日常体験
まさに「安芸の宮島」のイメージそのものの景色なので、初めて厳島神社を訪れる方には、まず満潮時をおすすめしたいかなと個人的には思います。
大鳥居の麓へ!厳島神社の干潮時間
一方、干潮の魅力はなんといっても、普段は海の中にある大鳥居の真下まで歩いて行けること。これは本当に特別な体験です。
潮が引くと、社殿の立つ場所から大鳥居まで砂地が現れます。そこを歩いて巨大な鳥居に近づくと、その大きさに圧倒されますよ。柱にはフジツボや貝がたくさん付着していて、長年この場所で海の満ち引きと共に立ってきた歴史を感じることができます。間近で見上げる大鳥居は、写真で見るのとは全く違う迫力がありますね。
干潮の魅力ポイント
- 大鳥居の真下まで歩いて行ける貴重な体験
- 鳥居の巨大さと迫力を間近で体感できる
- 普段は見られない地面や生き物を観察できる
潮位が100cm以下になると、比較的安全に大鳥居の近くまで歩いて行ける目安と言われています。このダイナミックな光景も、満潮時とはまた違った感動がありますね。
ベストショットを狙うおすすめの潮位
せっかくなら素敵な写真を撮りたいですよね。目的によって狙うべき潮位は変わってきます。
満潮時の撮影ポイント
「海に浮かぶ社殿」を撮るなら、やはり満潮時がベスト。特に、風がなくて水面が穏やかな日には、社殿が海面に鏡のように反射する「逆さ社殿」が撮れることも。これは本当に美しいですよ。潮位が250cmを超える満潮時刻の前後1〜2時間がシャッターチャンスかなと思います。
干潮時の撮影ポイント
干潮時は、大鳥居の麓から見上げるようなアングルで撮るのがおすすめです。人と鳥居を一緒に写すことで、その巨大さがより際立ちます。広角レンズがあると、迫力満点の写真が撮りやすいかもしれませんね。
狙い目は「満ち始め」と「引き始め」
完全に満潮・干潮のピーク時も良いですが、個人的には潮が満ちてくる途中や、引き始める途中の時間帯もおすすめです。少しずつ景色が変わっていく様子は見ていて飽きないですし、時間帯によっては両方の雰囲気を少しずつ楽しめる「おいしい時間」かもしれません。
夜のライトアップは満潮が幻想的
日没後、厳島神社とその周辺はライトアップされて、昼間とは全く違う雰囲気に包まれます。このライトアップを最大限に楽しむなら、断然、満潮時がおすすめです。
ライトアップされた社殿や大鳥居が満ちた海面に映り込み、あたり一面が幻想的な光景に。特に、海が穏やかな夜は、光の揺らめきが本当に美しくて、時間を忘れて見入ってしまいます。遊覧船に乗って海からこの景色を眺めるのも、最高の体験ですよ。
干潮時もライトアップはされますが、地面が剥き出しになっているため、光の反射がなく、満潮時ほどの幻想的な雰囲気は少し薄れてしまうかもしれませんね。
訪問前に見る厳島神社の潮見表2024
ここまで読んでいただくと、計画を立てる上で「潮見表」がいかに重要かお分かりいただけたかと思います。宮島への訪問日が決まったら、まず最初に潮見表をチェックしましょう。
潮見表は、宮島観光協会の公式サイトなどで確認できます。2024年の潮汐情報が公開されているので、必ずチェックしてください。
潮見表でチェックするポイント
- 満潮と干潮の時刻: 1日に約2回ずつあります。自分の滞在時間と照らし合わせましょう。
- 潮位(cm): 海に浮かぶ姿を見たいなら潮位250cm以上、大鳥居まで歩きたいなら潮位100cm以下が目安です。
- 大潮・中潮・小潮: 大潮の日は満ち引きの差が大きく、よりダイナミックな景色の変化を楽しめます。
潮の時刻や潮位は、天候によって多少前後することがあります。あくまで目安として計画を立て、当日は時間に余裕を持って行動することをおすすめします。最新かつ正確な情報は、必ず宮島観光協会の公式サイトなどでご確認ください。
厳島神社で満潮干潮どっちがいいか迷う人への最適プラン

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「どっちの魅力も捨てがたい!」「せっかく行くなら両方見たい!」と思いますよね。大丈夫です、滞在時間さえ確保できれば、1日で満潮と干潮の両方の景色を楽しむことは十分可能ですよ。
宮島で満潮と干潮の両方を見る方法
満潮と干潮は、約6時間ごとに繰り返されます。つまり、宮島に最低でも6〜7時間ほど滞在できれば、両方の景色を見られる可能性が高いです。
例えば、午前10時が満潮なら、次は午後4時頃が干潮になります。このサイクルを頭に入れて、宮島に到着する時間と出発する時間を調整するのがポイント。事前に潮見表をチェックして、「満潮から干潮へ」向かう日に行くか、「干潮から満潮へ」向かう日に行くか、旅のスケジュールに合わせて計画を立てましょう。
1日で満喫できる観光モデルコース
もし1日で両方楽しむなら、こんなモデルコースはいかがでしょうか。これはあくまで一例なので、ご自身の興味に合わせてアレンジしてくださいね。
【例】午前が干潮、午後が満潮の日
10:00 宮島到着
まずは干潮の厳島神社へ。大鳥居の麓まで歩いて、その大きさを体感!
12:00 表参道商店街でランチ&食べ歩き
焼き牡蠣や揚げもみじなど、宮島グルメを堪能。お土産探しもこの時間に。
14:00 宮島の他のスポットを散策
ロープウエーで弥山(みせん)に登って絶景を楽しんだり、かわいいペンギンに会える宮島水族館(みやじマリン)を訪れたりするのもおすすめです。
16:00 再び厳島神社へ
潮が満ちてきた頃合いを見計らって、海に浮かぶ社殿の絶景を鑑賞。午前中との違いに感動するはずです。
17:00 宮島を出発
思い出と共にフェリーで帰路へ。
この逆で、午前中に満潮の景色を見て、午後に干潮の大鳥居へ向かうプランももちろんOKです。自分の体力や見たいものの優先順位で決めるのが良いかなと思います。
大鳥居まで歩ける時間はいつから?
大鳥居の麓まで歩いてみたい!という方が一番気になるのがこの点だと思います。明確に「何時から何時まで」と決まっているわけではありませんが、一般的には干潮時刻の前後1時間半から2時間くらいが目安です。
潮位で言うと、100cm以下になれば、足元を気にせず歩きやすくなります。逆に潮位が100cmを超えてくると、だんだんと海水が迫ってくるので注意が必要です。
干潮時の注意点
潮が引いた後の地面は、場所によってはぬかるんでいたり、滑りやすかったりします。また、カキ殻やフジツボがびっしり付いている場所もあるので、素足やサンダルで歩くのは危険です。必ず歩きやすい靴で、足元に十分注意してくださいね。
干潮時に歩くための服装と靴の注意点
干潮時に大鳥居まで歩くことを計画しているなら、服装と靴はとても重要です。
- 靴
- 汚れてもよく、滑りにくいスニーカーがベストです。ヒールや革靴、つるつるした靴底のサンダルは絶対に避けてください。地面には貝殻などが多く、足を怪我する可能性もあります。長靴までは必要ないことが多いですが、雨上がりなどはぬかるみがひどい場合もあるので、防水性の靴だとさらに安心かもしれません。
- 服装
- 動きやすいパンツスタイルがおすすめです。万が一転んでしまった時のことを考えると、スカートは避けた方が無難かなと思います。
- 持ち物
- 靴やズボンの裾が汚れた時に拭くためのタオルやウェットティッシュがあると便利です。また、小さなビニール袋があると、汚れたものを一時的に入れておけるので重宝しますよ。
結論:厳島神社は満潮干潮どっちがいい?
さて、結論です。厳島神社は満潮と干潮、結局どっちがいいのでしょうか。
これはもう、「あなたがどんな景色を見たいか、どんな体験をしたいか」によります。どちらにも唯一無二の魅力がありますからね。
ただ、もしどちらか一方しか見られない、そして初めて訪れるというのであれば、私個人としては海に社殿が浮かぶ幻想的な光景が見られる「満潮」を少しだけ推したいです。やはり、厳島神社の象徴的なイメージはこちらの景色かなと思います。
でも、一番のおすすめは、やはり両方見ること!
事前にしっかりと潮見表をチェックして計画を立て、ぜひ時間の経過と共に姿を変える厳島神社の二つの顔を堪能してください。あなたの宮島旅行が、忘れられない素敵な思い出になることを願っています。