イメージ画像：旅行宿泊探訪記 作成
こんにちは。旅行宿泊探訪記、運営者のTrekTideです。
都心から日帰りで行ける自然豊かな奥多摩。ドライブを楽しみたいけれど、初心者だと運転が不安だな、と感じていませんか？奥多摩のドライブコースは道が狭いイメージがあって、どんなルートを選べばいいか迷いますよね。おすすめの立ち寄りスポットや美味しいグルメ、運転の注意点、さらには混雑を避けるコツまで、知りたいことはたくさんあると思います。ドライブの疲れを癒してくれる温泉情報も気になるところかもしれません。
（奥多摩）関連
この記事では、そんな奥多摩ドライブ初心者のあなたのための情報を、ぎゅっと詰め込みました。定番の安心コースから、知っておくべき運転のポイントまで詳しく解説していきますので、ぜひ最後まで読んで、次の休日の計画に役立ててみてくださいね。
この記事でわかること
- 初心者でも安心して走れるおすすめドライブコース
- 奥多摩の絶景やグルメが楽しめる人気スポット
- 運転のコツや混雑を避けるための注意点
- ドライブの疲れを癒す日帰り温泉情報
奥多摩ドライブ初心者が絶景を楽しむおすすめコース
イメージ画像：旅行宿泊探訪記 作成
まずは、奥多摩ドライブの王道ともいえるコースをご紹介します。初心者の方でも走りやすく、奥多摩の雄大な自然をしっかり満喫できるルートなので、初めての奥多摩ドライブはここから始めてみるのがおすすめですよ。
おすすめの定番ドライブコース
奥多摩ドライブの基本は、なんといっても青梅街道（国道411号）を西へ進むルートですね。都心から向かう場合、青梅市を過ぎたあたりから徐々に山道らしくなり、ワクワクしてきます。
御嶽駅や鳩ノ巣駅周辺を過ぎると、いよいよ奥多摩の中心部へ。最終目的地としておすすめなのが、奥多摩のシンボルである「奥多摩湖（小河内ダム）」です。道中は多摩川の美しい渓谷美を眺めながら走ることができ、道幅も比較的広い区間が多いので、初心者の方でも落ち着いて運転できるかなと思います。
定番コースのポイント
- ルート：青梅街道（国道411号）をひたすら西へ
- 目的地：奥多摩湖（小河内ダム）
- 特徴：道幅が比較的広く、渓谷美を楽しめる
- 所要時間：都心から片道約2時間～2時間半（交通状況による）
このコースの魅力は、なんといってもアクセスのしやすさと景色の良さのバランスですね。まずはこの定番コースで、奥多摩の雰囲気に慣れてみるのが良いかもしれません。
初心者も安心の奥多摩周遊道路
奥多摩湖までたどり着いたら、ぜひチャレンジしてみてほしいのが「奥多摩周遊道路」です。ここはかつて有料道路だったこともあり、道がしっかりと整備されていて走りやすいのが特徴です。
奥多摩湖畔から檜原村方面へ抜ける約19.7kmのワインディングロードで、カーブは多いものの、道幅は十分に確保されています。何より、標高が上がるにつれて視界が開け、息をのむような絶景が広がります。
特におすすめなのが「月夜見第一駐車場」からの眺め。眼下に奥多摩湖を見下ろすパノラマビューは、まさに圧巻の一言。わざわざ車を停めて見る価値がありますよ。
奥多摩周遊道路の注意点
走りやすい道路ですが、カーブが連続する山道です。スピードの出し過ぎには十分注意し、安全運転を心がけてください。また、バイクのツーリングも多いので、対向車だけでなく後方にも気を配りましょう。夜間（19時～翌朝9時 ※季節により変動）は通行止めになるので、事前に時間をチェックしておくことも大切です。
立ち寄りたい人気ドライブスポット
ドライブの醍醐味は、道中の寄り道ですよね。奥多摩には魅力的なスポットがたくさんあります。
奥多摩湖（小河内ダム）
定番コースのゴール地点であり、周遊道路のスタート地点でもある奥多摩湖は外せません。ダムの上を歩いて渡ることができ、そのスケールの大きさに驚かされます。駐車場も広く、レストランやお土産屋さんもあるので、休憩にぴったりです。「水と緑のふれあい館」でダムの歴史を学ぶのも面白いですよ。
日原鍾乳洞
少し足を延ばすことになりますが、神秘的な地底空間が広がる日原鍾乳洞も人気のスポットです。ただし、鍾乳洞へ向かう道はかなり道幅が狭く、離合が難しい場所も多いため、運転に自信がついてからチャレンジすることをおすすめします。対向車が来たらどうしよう、と不安になる方は、今回は見送るのが賢明かもしれません。
鳩ノ巣渓谷
青梅街道沿いにある美しい渓谷です。駐車場に車を停めて、少し散策するだけでもリフレッシュできます。吊り橋（鳩ノ巣小橋）からの眺めは素晴らしく、新緑や紅葉の季節は特に美しい景色が楽しめますよ。
地元で人気の奥多摩グルメを堪能
ドライブのもう一つのお楽しみは、やっぱりグルメですよね。奥多摩ならではの味覚をぜひ堪能してみてください。
奥多摩といえば、まず思い浮かぶのが「手打ち蕎麦」。清らかな水で打たれたお蕎麦は格別です。特に、奥多摩名産のわさびを自分ですりおろしていただく「わさび丼」や、わさびの葉の醤油漬けを添えたお蕎麦は、ぜひ試してほしい一品ですね。
また、山の幸をふんだんに使った「釜飯」も人気です。きのこや山菜など、季節の味が詰まった釜飯は、注文してから炊き上げるお店も多く、待つ時間も楽しみの一つ。他にも、多摩川で獲れたヤマメやニジマスといった川魚の塩焼きも、シンプルながら絶品ですよ。
ドライブの疲れを癒す日帰り温泉
たくさん運転して、美しい景色や美味しいものを楽しんだ後は、温泉で疲れを癒して帰りましょう。奥多摩には日帰りで気軽に立ち寄れる温泉施設があります。
中でも有名なのが「奥多摩温泉 もえぎの湯」です。多摩川の清流を眼下に望む露天風呂が自慢で、開放感は抜群。泉質はアルカリ性単純温泉で、肌がすべすべになると評判です。内湯や足湯もあるので、ドライブの締めくくりにぴったりですね。
週末や行楽シーズンは非常に混雑することがあります。特に駐車場が満車になりやすいので、時間に余裕を持って訪れるか、公共交通機関の利用も検討するのがおすすめです。
奥多摩ドライブ初心者が知るべき運転のコツと注意点
イメージ画像：旅行宿泊探訪記 作成
せっかくのドライブ、安全に楽しむことが何よりも大切です。ここでは、奥多摩エリアを運転する際に、特に初心者の人が知っておくべきポイントをまとめました。事前にチェックして、心の準備をしておきましょう。
奥多摩の運転は難しい？注意点
正直に言うと、場所によっては「難しい」と感じる区間もあります。しかし、ポイントさえ押さえておけば、初心者でも十分に安全運転は可能です。
- 道幅が狭い場所がある：主要な国道や周遊道路は比較的広いですが、脇道や観光スポット（特に日原鍾乳洞など）へ向かう道は非常に狭いことがあります。すれ違いが困難な場所では、譲り合いの精神が大切です。
- カーブが多い：山道なので、当然ながらカーブが連続します。カーブの手前でしっかりと減速し、先の見えないカーブでは対向車がいるかもしれない、と常に意識しておきましょう。
- 野生動物に注意：特に早朝や夕暮れ時は、サルやシカなどの野生動物が道路に出てくることがあります。動物の飛び出しにも注意してください。
焦らず、自分のペースで運転することが一番のコツかなと思います。
混雑を避ける駐車場の使い方
紅葉シーズンなどの繁忙期は、主要な観光地の駐車場はすぐに満車になってしまいます。これを避ける一番の方法は、「朝早く出発すること」です。遅くとも午前9時頃には目的地周辺に到着するくらいのスケジュールを組むと、比較的スムーズに駐車できる可能性が高まります。
奥多摩湖周辺には「大麦代駐車場」や「水と緑のふれあい館駐車場」など、複数の無料駐車場があります。もし満車でも、少し待てば空くこともあるので、焦らずに状況を見ましょう。
紅葉シーズンは特に注意が必要
奥多摩の紅葉は本当に素晴らしいですが、この時期は1年で最も混雑します。普段なら1時間で行ける区間が、渋滞で3時間以上かかることも珍しくありません。特に青梅街道は、朝から夕方まで長い渋滞が発生しがちです。
紅葉シーズンにドライブを計画する場合は、平日を狙う、あるいは公共交通機関を利用するといった選択肢も視野に入れることを強くおすすめします。車で行くなら、夜明けとともに出発するくらいの覚悟が必要かもしれません。
冬の通行止めと道路情報
冬の奥多摩は、また違った魅力がありますが、道路状況には細心の注意が必要です。
冬の運転で必ず確認すべきこと
奥多摩周遊道路は、例年12月頃から3月末頃まで冬季閉鎖となります。また、夜間（17時～翌朝9時）も通年で通行止めです。
標高の高い場所では、11月下旬頃から路面凍結の恐れがあります。日陰のカーブなどは特に滑りやすいので危険です。冬に奥多摩をドライブする場合は、必ずスタッドレスタイヤを装着するか、タイヤチェーンを携行してください。ノーマルタイヤでの走行は絶対にやめましょう。
お出かけ前には、必ず道路交通情報センターなどで最新の道路情報を確認することが大切です。
ガソリンスタンドとトイレ情報
見落としがちですが、とても重要な情報です。奥多摩エリアは、山間部に入るとガソリンスタンドの数が極端に少なくなります。青梅市街地を抜けたら、次のスタンドまでかなり距離がある、なんてことも。燃料計の残りが半分を切ったら、見かけたスタンドで早めに給油しておくことを強く推奨します。
トイレについては、主要な観光地や駐車場、駅などには公衆トイレが設置されています。ただ、こちらも数が多いわけではないので、立ち寄り先でこまめに済ませておくと安心ですね。
安全に楽しむ奥多摩ドライブ初心者ガイド
最後に、奥多摩ドライブを安全に満喫するための心構えをまとめます。
奥多摩ドライブを楽しむための3つの心得
- 計画に余裕を持つ：時間ギリギリのスケジュールは、焦りを生み、事故の原因になります。渋滞や寄り道の時間も考慮して、ゆとりのある計画を立てましょう。
- こまめな休憩を：慣れない山道の運転は、思った以上に疲れます。景色の良い場所で車を停めて、リフレッシュする時間も大切にしてください。
- 「かもしれない運転」を徹底する：カーブの先から対向車が来るかもしれない、物陰から動物が飛び出すかもしれない。常に危険を予測しながら運転することで、安全マージンが生まれます。
この記事で紹介したコースや注意点は、あくまで一般的な情報です。最新の交通情報や施設の営業状況は、お出かけ前に必ず公式サイトなどでご確認いただくようお願いします。
しっかり準備をして、安全運転を心がければ、奥多摩は初心者にとっても最高のドライブスポットです。ぜひ、素晴らしい景色と美味しい空気を満喫してきてくださいね。