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奥多摩と秩父どっちがいい?5つの違いで徹底比較!

奥多摩と秩父どっちがいい?5つの違いで徹底比較!

イメージ画像:旅行宿泊探訪記 作成

こんにちは。旅行宿泊探訪記、運営者の「TrekTide」です。

ふと自然に癒されたいと思ったとき、都心からのアクセスも良い奥多摩と秩父は、日帰り旅行の有力な候補地になりますよね。でも、いざ計画を立てようとすると、奥多摩と秩父のどっちを選べばいいんだろう?と迷ってしまうことはありませんか。東京からどっちが近いのか、ハイキングを楽しむならどちらの山が良いのか、あるいは温泉でのんびりしたい、爽快なドライブコースを走りたいなど、目的によって最適な場所は変わってきます。それぞれの魅力や違いが分からないと、なかなか一歩が踏み出せないかもしれません。

一般社団法人奥多摩観光協会 奥多摩町観光案内所

この記事では、そんなあなたのために奥多摩と秩父、二つのエリアを様々な角度から徹底的に比較し、それぞれの特徴を分かりやすく解説していきます。あなたの次の休日にぴったりの場所が、きっと見つかるはずです。

この記事でわかること

  • 奥多摩と秩父のアクセスや自然環境などの基本的な違い
  • アクティビティや観光スタイルごとのおすすめエリア
  • ドライブやハイキングなど目的別の楽しみ方
  • 最終的にあなたがどちらを選ぶべきかの決め手

奥多摩と秩父どっち?比較で分かる違い

## 奥多摩と秩父どっち?比較で分かる違い

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まずは、奥多摩と秩父がそれぞれどんな特徴を持つエリアなのか、基本情報を比較しながら見ていきましょう。同じ自然豊かなエリアといっても、その個性はかなり異なります。どちらが自分の旅のスタイルに合っているか、イメージを膨らませてみてくださいね。

奥多摩と秩父の違いを5項目でチェック

ここでは、旅の計画を立てる上で特に重要になる5つのポイントで、奥多摩と秩父を比較してみました。それぞれの違いを知ることが、行き先選びの第一歩になりますね。

比較項目 奥多摩(東京都) 秩父(埼玉県)
アクセス(都心から) 電車:JR中央線・青梅線で約1.5〜2時間
車:中央道経由で約1.5時間
電車:西武鉄道特急で約1時間20分
車:関越道経由で約2時間
自然の雰囲気 深い渓谷、湖(奥多摩湖)、鍾乳洞など、ワイルドで秘境感のある自然。 盆地を中心に山々が連なり、開けた景観が特徴。川下りや雲海、芝桜など多彩な自然。
アクティビティ ラフティング、キャニオニング、SUP、登山、釣りなど川や湖での遊びが中心 川下り(長瀞)、ラフティング、登山、パラグライダー、キャンプなど選択肢が豊富
観光スポット 日原鍾乳洞、御岳山、奥多摩湖、鳩ノ巣渓谷など、自然そのものを楽しむスポットが多い。 秩父三社、芝桜の丘、秩父まつり会館など、歴史・文化的な名所や観光施設も充実。
グルメ・温泉 釜飯、手打ちそば、わさび漬けなど素朴な山の幸。温泉地は小規模。 わらじかつ丼、豚みそ丼、くるみそばなどB級グルメが豊富。秩父温泉郷として温泉地も多い。

ポイントのまとめ

  • アクセスの手軽さなら奥多摩、特急での快適さなら秩父。
  • 秘境感のある深い自然を求めるなら奥多摩、多彩で開放的な景観が好きなら秩父。
  • 観光施設の充実度グルメの選択肢は秩父に軍配が上がるかもしれません。
 

東京から日帰りで自然を満喫するなら

「とにかく手軽に、日帰りで大自然に触れたい!」という方にとって、どちらのエリアも魅力的です。ただ、その日の気分や目的によっておすすめは変わってきます。

奥多摩は、東京都内でありながら、驚くほど深く豊かな自然が広がっているのが最大の魅力です。電車を乗り継いで駅に降り立った瞬間から、ひんやりとした山の空気に包まれます。特に奥多摩湖(小河内貯水池)の雄大な景色や、鳩ノ巣渓谷の清流沿いの散策は、日頃の疲れを忘れさせてくれるはずです。「東京とは思えない秘境」を手軽に体験したいなら、奥多摩がぴったりかなと思います。

一方、秩父は西武鉄道の特急レッドアロー号を使えば、池袋から約80分で到着できる手軽さが魅力。長瀞(ながとろ)エリアでは、ライン下りで荒川の美しい景色を楽しんだり、岩畳を散策したりと、観光地として整備された中で自然を満喫できるのが特徴です。家族連れや、アウトドア初心者の方でも安心して楽しめるスポットが多い印象ですね。

奥多摩の宿

関東でおすすめの渓谷はどちらのエリア

渓谷美を堪能したいなら、甲乙つけがたいのがこの2エリア。それぞれに個性的な渓谷があります。

奥多摩の渓谷美:鳩ノ巣渓谷

JR青梅線の鳩ノ巣駅からすぐの場所にある鳩ノ巣渓谷は、巨岩・奇岩が連なるダイナミックな景観が特徴です。多摩川の清流がエメラルドグリーンに輝き、遊歩道も整備されているので、気軽に散策を楽しめます。吊り橋(鳩ノ巣小橋)からの眺めはまさに絶景。手軽に迫力ある渓谷歩きを楽しみたい方におすすめです。

秩父の渓谷美:中津峡と長瀞

秩父には代表的な渓谷が2つあります。一つは、埼玉の「もみじの名所」として知られる中津峡。断崖絶壁が約10kmにわたって続き、特に紅葉の季節の美しさは圧巻です。ドライブやツーリングで訪れるのに最適ですね。

もう一つが、国の名勝・天然記念物にも指定されている長瀞。穏やかな川の流れと、畳を敷き詰めたような「岩畳」が特徴的で、川下りをしながらのんびりと渓谷美を味わえます。こちらはアクティビティとセットで楽しむのがおすすめです。

奥多摩の宿

奥多摩のラフティングとアクティビティ

アクティブに自然を楽しみたいなら、ラフティングは外せませんね。奥多摩では、多摩川上流の御岳(みたけ)エリアを中心にラフティングが盛んです。

奥多摩のラフティングは、都心からのアクセスが良く、半日コースも充実しているため、思い立ったらすぐに行けるのが嬉しいポイント。流れが比較的穏やかな場所から、スリルを味わえる激流ポイントまでコースも多彩です。他にも、体ひとつで渓谷を下るキャニオニングや、湖で楽しむSUP(スタンドアップパドルボード)など、水と一体になれるアクティビティが豊富に揃っています。

秩父のラフティングは?

もちろん、秩父の長瀞でもラフティングは体験できます。長瀞のラフティングは、比較的流れが穏やかで、国の天然記念物である岩畳の景色を眺めながら楽しめるのが特徴。小学生から参加できるファミリー向けのツアーも多いので、家族みんなで楽しみたい場合に良い選択肢かもしれません。

奥多摩の宿

パワースポット巡りは秩父の神社へ

神聖な場所で心を清めたい、そんなパワースポット巡りを旅の目的にするなら、断然、秩父がおすすめです。

秩父には、三峯神社(みつみねじんじゃ)、秩父神社、寶登山神社(ほどさんじんじゃ)という「秩父三社」があり、これらを巡るだけでも強力なご利益があると言われています。特に、標高1,100mの山中にある三峯神社は、関東屈指のパワースポットとして有名で、その荘厳な雰囲気は訪れる人を圧倒します。毎月1日にしか手に入らない「白い氣守」は、あまりの人気で現在は頒布休止中ですが、それだけ多くの人が力を求めて訪れる場所なんですね。

もちろん、奥多摩にも狼信仰で知られる武蔵御嶽神社があり、こちらも素晴らしいパワースポットです。ケーブルカーで気軽に山頂まで行けるので、ハイキングとあわせて訪れるのがおすすめです。

奥多摩の宿

奥多摩と秩父のハイキングコースを比較

ハイキングや登山好きにとって、この2つのエリアはまさに聖地。初心者から上級者まで楽しめる多彩なコースが揃っています。

奥多摩のハイキングコース

奥多摩は、東京都最高峰の雲取山(2,017m)をはじめ、本格的な登山が楽しめる山が多いのが特徴です。一方で、ケーブルカーで気軽に登れる御岳山は、ロックガーデンという美しい沢沿いの道を歩ける初心者向けのコースが人気。体力に合わせて、「がっつり登山」から「のんびりハイキング」まで選べるのが奥多摩の魅力です。

秩父のハイキングコース

秩父のハイキングは、宝登山(ほどさん)が代表的です。ロープウェイで山頂近くまで行けるので、初心者や家族連れでも安心。山頂からは秩父の街並みや周辺の山々を一望できます。また、日本百名山のひとつである両神山(りょうかみさん)は、鎖場が続く上級者向けのコースとして知られています。季節の花々を楽しみながら歩けるコースが多いのも、秩父の山の特徴かもしれません。

登山の注意点

どちらのエリアでハイキングや登山を楽しむ場合でも、事前の準備は徹底してください。天候の確認、適切な服装や装備、食料や水の準備は必須です。自分の体力に合ったコースを選び、無理のない計画を立てることが安全に楽しむための大前提。最新の登山道情報は、各自治体や観光協会の公式サイトで必ず確認しましょう。

奥多摩の宿

目的別で決める奥多摩と秩父どっちの旅

目的別で決める奥多摩と秩父どっちの旅

イメージ画像:旅行宿泊探訪記 作成

さて、基本的な違いが分かったところで、ここからは具体的な旅の目的別に、どちらのエリアがよりおすすめかを見ていきましょう。あなたの「こんな旅がしたい!」というイメージに合うのは、奥多摩でしょうか、それとも秩父でしょうか?

奥多摩と秩父の観光モデルコースを紹介

日帰りを想定した、それぞれのエリアの魅力を凝縮したモデルコースを考えてみました。プランニングの参考にしてみてください。

【奥多摩】秘境の自然と渓谷美を巡る日帰りコース

午前:JR青梅線・奥多摩駅に到着 → バスで日原(にっぱら)へ → 日原鍾乳洞の神秘的な地底世界を探検。
午後:バスで奥多摩駅に戻り、鳩ノ巣駅へ移動 → 鳩ノ巣渓谷の遊歩道を散策し、吊り橋からの絶景を堪能。
夕方:奥多摩駅周辺の温泉「もえぎの湯」で汗を流してリフレッシュ → 帰路へ。

このコースは、「東京とは思えない大自然」をテーマに、鍾乳洞探検と渓谷歩きを組み合わせたプランです。アクティブに自然を満喫したい方におすすめですね。

 

【秩父】パワースポットと街歩きを楽しむ日帰りコース

午前:西武秩父駅に到着 → 徒歩で秩父神社を参拝。美しい彫刻は見ごたえがあります。
昼食:秩父名物「わらじかつ丼」に舌鼓。
午後:バスで三峯神社へ。関東屈指のパワースポットで荘厳な空気に触れる。(※バスの時間は要確認)
夕方:西武秩父駅に戻り、駅直結の「祭の湯」で温泉とショッピングを楽しんで帰路へ。

こちらは、歴史とご利益を感じながら、ご当地グルメや温泉も満喫できる欲張りプラン。観光も楽しみたい、という方にぴったりです。

 

奥多摩・秩父の温泉宿でのんびり過ごす

日帰りだけでなく、泊まりでのんびりするのもいいですよね。温泉宿で選ぶなら、どちらも個性があります。

奥多摩の温泉は、奥多摩温泉郷として知られていますが、規模は比較的小さめです。その分、静かで隠れ家的な宿が多いのが特徴。日々の喧騒から離れて、ひたすら自然の中で静かに過ごしたい、という方には奥多摩の温泉宿が向いているかもしれません。鶴の湯温泉や、もえぎの湯などが有名です。

一方、秩父は秩父温泉郷として、歴史ある旅館から近代的なホテルまで、選択肢が豊富です。特に横瀬や芦ヶ久保エリアには多くの温泉宿が点在しています。観光の拠点としても便利ですし、宿のタイプも様々なので、予算や好みに合わせて選びやすいのが魅力ですね。

奥多摩の宿

奥多摩と秩父のドライブコースを徹底解説

車やバイクで訪れるなら、道中の景色も楽しみたいもの。どちらも素晴らしいドライブコースがあります。

奥多摩で外せないのは、何と言っても「奥多摩周遊どうろ」です。奥多摩湖畔から檜原村へと抜ける約19kmのワインディングロードで、かつては有料道路だったこともあり、走りごたえは抜群。カーブが続くので運転好きにはたまりません。<途中には展望台もあり、奥多摩の山々の絶景を眺めることができます。ただし、夜間は通行止めになるので注意が必要です。

秩父のドライブは、国道299号線や、秩父と甲府を結ぶ雁坂トンネル有料道路などがメインルートになります。特に、秩父から長野方面へ抜ける国道299号は「メルヘン街道」とも呼ばれ、高原の爽やかな景色が楽しめます。また、秩父エリアは道が広く、走りやすい区間が多いので、初心者の方や、景色を楽しみながらのんびり走りたい方におすすめです。

奥多摩の宿

奥多摩と秩父のバイクツーリングの魅力

ライダーにとっても、この2エリアは聖地と言えるでしょう。

奥多摩は、先ほど紹介した「奥多摩周遊どうろ」が最大の魅力。タイトなコーナーが連続し、走りごたえを求めるライダーには最高のステージです。周遊どうろの入口にある「都民の森」や、奥多摩湖畔の駐車場はライダーの集まるスポットとしても知られていますね。ただし、週末は交通量が多く、事故も多いので、くれぐれも安全運転を心がけてください。

秩父は、走りやすい国道と、景色の良い峠道がバランス良く組み合わさっているのが魅力。例えば、定峰峠や正丸峠などは、走り好きのライダーに人気です。また、「バイク弁当」で有名な大滝食堂や、ライダーズカフェも点在しており、ツーリングの目的地として立ち寄りやすい場所が多いのも嬉しいポイント。仲間とマスツーリングでのんびり楽しみたいなら、秩父の方が向いているかもしれません。

奥多摩の宿

結論!あなたへのおすすめは奥多摩・秩父どっち?

ここまで色々な角度から比較してきましたが、最後にあなたのタイプ別に、どちらがおすすめかをまとめてみました。

こんなあなたには「奥多摩」がおすすめ!

  • とにかくワイルドな自然にどっぷり浸かりたい
  • 登山や渓谷歩きなど、自分の足で自然を体感するのが好き
  • ラフティングやキャニオニングなど、ウォーターアクティビティに挑戦したい
  • 走りごたえのあるワインディングロードを攻めたいライダー
  • 「東京の秘境」という響きにワクワクする

こんなあなたには「秩父」がおすすめ!

  • 自然だけでなく、神社巡りや歴史散策も楽しみたい
  • 川下りや芝桜など、観光として整備された名所を効率よく巡りたい
  • わらじかつ丼などのご当地グルメを堪能したい
  • 家族連れやアウトドア初心者でも安心して楽しめる旅がしたい
  • 温泉宿の選択肢が多く、のんびり宿泊したい

いかがでしたでしょうか。奥多摩と秩父、どちらも都心からすぐに行ける素晴らしい自然の宝庫です。この記事を参考に、あなたの次の休日にぴったりの場所を見つけて、最高の思い出を作っていただけたら嬉しいです。

 

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