
イメージ画像:旅行宿泊探訪記 作成
こんにちは。旅行宿泊探訪記、運営者の「TrekTide」です。
ノスタルジックな街並みが魅力の銀山温泉。一度は訪れてみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。そんな銀山温泉へのアクセスで電車を考えたとき、特に東京からの料金や時間が気になりますよね。それに、最寄り駅の大石田駅に着いてからのバスやタクシーはどうなんだろうとか、雪深い冬のアクセス、仙台からの行き方、さらには日帰りは可能なのか、いろいろと疑問が湧いてくると思います。移動手段の計画は、旅の満足度を左右する大切なポイントですから、事前にしっかり調べておきたいものですね。
(銀山温泉)関連
この記事でわかること
- 東京や仙台から電車で行く具体的な料金と時間
- 大石田駅からのバスやタクシーなど二次交通の比較
- 雪深い冬の時期に電車で行く際の注意点
- 電車での日帰り旅行の実現可能性
永久保存版!銀山温泉アクセス 電車の完全ガイド

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それでは早速、多くの方が気になるであろう首都圏からのアクセスから見ていきましょう。銀山温泉の最寄り駅は、JR「大石田駅」です。まずは、この大石田駅を目指すのが電車旅の基本ルートになりますね。
東京から新幹線で行く料金と時間
東京から銀山温泉の最寄り駅「大石田駅」へは、山形新幹線「つばさ」を利用するのが最も一般的で便利な方法です。
乗り換えなしの一本で行けるので、駅弁を食べながらのんびり車窓を眺めているうちに着いてしまう、快適な電車旅が楽しめますよ。
【東京駅 → 大石田駅】新幹線利用の目安
- 所要時間: 約3時間20分~3時間40分
- 料金(片道): 12,950円~(運賃:7,700円 + 指定席特急券:5,250円~)
料金は乗車する時期によって多少変動しますが、往復で考えると交通費は約26,000円ほどを見ておくと良いかなと思います。決して安くはないですが、乗り換えの手間や時間を考えれば、新幹線はやっぱり快適ですね。
少しでも費用を抑えたい場合は、えきねっとの「えきねっとトクだ値」などをチェックすると、割引価格で切符が手に入ることがあるので、旅行の日程が決まったら早めに確認してみるのがおすすめです。
料金に関するご注意
ここで紹介している料金は、あくまで通常期の目安です。繁忙期(ゴールデンウィーク、お盆、年末年始など)は料金が変動する場合がありますので、予約の際に必ずJRの公式サイトなどで正確な金額を確認してくださいね。
大石田駅からの二次交通を徹底比較
さて、新幹線で大石田駅に到着!でも、ここがゴールではありません。大石田駅から銀山温泉までは、約17kmほどの距離があります。ここからの移動手段は、主に以下の3つになります。
- 路線バス(はながさ号)
- タクシー
- 旅館の送迎バス
それぞれのメリット・デメリットを簡単に比較してみましょう。
| 交通手段 | 料金(目安) | 所要時間(目安) | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|---|
| 路線バス | 720円 | 約40分 | 料金が最も安い | 本数が少ない、時間が固定 |
| タクシー | 7,000円~8,000円 | 約30分 | 時間が自由、プライベート空間 | 料金が高い |
| 旅館の送迎バス | 無料~有料 | 約30分 | 宿まで直行で楽、無料の場合も | 宿泊者限定、要予約、時間が指定 |
どの手段を選ぶかは、予算や時間、旅のスタイルによって変わってきますね。それぞれの詳細を次から見ていきましょう。
大石田駅発のバス時刻表と乗り場
最も多くの方が利用するのが、尾花沢市営バス「はながさ号」です。なんといっても料金の安さが魅力ですね。
大石田駅の改札を出て、すぐ目の前がバス乗り場になっているので、迷うことはないと思います。バスの車体にも「銀山温泉」と大きく書かれていることが多いので、分かりやすいですよ。
ただし、注意したいのが運行本数の少なさです。新幹線の到着時間とバスの出発時間がうまく合わないと、駅で少し待つことになるかもしれません。
【はながさ号 時刻表(目安)】
大石田駅前 → 銀山温泉
- 9:40
- 12:35
- 14:10
- 15:55
- 17:45
銀山温泉 → 大石田駅前
- 8:25
- 10:30
- 13:25
- 15:00
- 16:40
※上記はあくまで目安です。ダイヤは改正される可能性があるため、必ず事前に尾花沢市の公式サイトで最新の時刻表をご確認ください。
バスを利用する場合は、旅の計画を立てる段階で、乗る予定の新幹線とバスの接続時間をしっかり確認しておくことが大切ですね。
銀山温泉までのタクシー料金はいくら?
バスの時間が合わない場合や、グループでの旅行で荷物が多い時にはタクシーが便利です。大石田駅前にはタクシーが常駐していることが多いので、すぐに乗車できると思います。
料金はメーター制ですが、おおよそ7,000円~8,000円前後が目安になるかなと思います。所要時間は約30分と、バスより少し早いですね。
1人だと割高に感じますが、3人や4人のグループで利用すれば、1人あたりの負担は2,000円程度になるので、バスを待つ時間や快適さを考えれば、十分選択肢に入るのではないでしょうか。
冬場の雪が多い時期などは、地元を走り慣れたドライバーさんにお任せできる安心感もありますね。
予約必須?旅館の便利な送迎バス
銀山温泉の多くの旅館では、宿泊者向けに大石田駅までの送迎サービスを行っています。これが一番楽で便利な方法かもしれません。
ほとんどの場合、新幹線の到着時間に合わせて迎えに来てくれるので、待ち時間なくスムーズに宿へ向かうことができます。帰りも駅まで送ってくれるので、本当に助かります。
送迎バス利用時の最重要ポイント
旅館の送迎バスは、ほぼ全ての宿で事前予約が必須です。予約を忘れると利用できないので、宿泊予約をする際に、送迎の有無と予約方法を必ず確認してください。「〇日前の〇時までに要予約」といった決まりがある場合が多いです。
料金は旅館によって異なり、無料のところもあれば、有料(バスより少し高いくらい)のところもあります。予約時に合わせて確認しておくと安心ですね。
仙台からのアクセス方法も解説
仙台方面から銀山温泉を目指す方もいるかなと思います。仙台からの場合は、いくつかのルートが考えられます。
電車を乗り継ぐルート
- 仙台駅からJR仙山線で山形駅へ(約1時間15分)
- 山形駅でJR山形線(奥羽本線)に乗り換え大石田駅へ(約50分)
合計の所要時間は乗り換え時間を含めて約2時間半~3時間ほど。料金は片道2,000円前後です。のんびりローカル線の旅を楽しみたい方には良いルートですね。
高速バスを利用するルート
- 仙台駅前から山形交通の特急48ライナーで「尾花沢待合所」へ(約1時間40分)
- 「尾花沢待合所」から路線バス「はながさ号」に乗り換え銀山温泉へ(約35分)
乗り換えはありますが、時間的にも料金的にもこちらの方が少し効率が良いかもしれません。高速バスは片道1,900円、路線バスが540円なので、合計で約2,500円です。ただし、バスの接続時間は事前にしっかり確認が必要です。
銀山温泉アクセス 電車利用時の注意点とQ&A

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電車でのアクセスは天候に左右されにくく快適ですが、特に銀山温泉ならではの注意点もいくつかあります。旅の計画に役立つQ&A形式でまとめてみました。
雪景色は最高!冬アクセスの注意点
銀山温泉のハイライトといえば、やはり雪景色ですよね。私も冬に訪れた時の感動は忘れられません。ただ、豪雪地帯ならではの注意も必要です。
冬に電車で行く際の3つの注意点
- ① 電車の遅延・運休リスク
大雪の影響で、山形新幹線が遅れたり、最悪の場合運休になったりする可能性もゼロではありません。天気予報や運行情報はこまめにチェックし、スケジュールには余裕を持たせるのが賢明です。 - ② バスやタクシーの運行状況
現地の道路状況によっては、大石田駅からのバスが運休したり、タクシーの到着が遅れたりすることもあります。万が一のことも考え、タクシー会社の連絡先などを控えておくと安心です。 - ③ 防寒対策と足元
これは言うまでもありませんが、万全の防寒対策は必須です。特に足元は重要で、滑りにくい防水・防寒のスノーブーツを用意しましょう。温泉街は除雪されていますが、凍結している場所もあります。
冬の銀山温泉は、不便さをも上回る絶景が待っています。しっかり準備して、安全に楽しみたいですね。
電車を使った日帰り旅行は可能?
「宿泊は難しいけど、あの景色を一目見たい!」という方もいるかもしれませんね。結論から言うと、東京からの電車での日帰りは、物理的には可能ですが、かなり慌ただしくなります。
例えば、東京を朝7時台の新幹線に乗ると、大石田駅に10時半頃到着。12時半頃のバスに乗って銀山温泉に着くのが13時過ぎ。温泉街を散策し、15時のバスで大石田駅に戻り、16時台の新幹線に乗れば、東京に20時頃には戻ってこれます。
これだと、銀山温泉での滞在時間は2時間弱といったところでしょうか。ランチを食べて、少し散策するくらいはできますが、温泉にゆっくり浸かる時間はなさそうです。
もし日帰りをするなら、「ガス灯が灯る夕景・夜景は諦める」という割り切りが必要になりますね。個人的には、やはり最低でも1泊して、あの幻想的な夜の雰囲気を味わうことを強くおすすめしたいです。
結局、電車と車どっちが便利?
これは永遠のテーマかもしれませんが、特に銀山温泉の場合は季節によって答えが変わってくるかなと思います。
| 電車 | 車 | |
|---|---|---|
| メリット | ・雪道の運転心配なし ・遅延リスクは車より低い ・移動中にお酒が飲める |
・時間が自由 ・途中で観光地に寄れる ・荷物の持ち運びが楽 |
| デメリット | ・交通費が割高 ・乗り換えが必要 ・時間の制約がある |
・冬の雪道運転が非常に危険 ・温泉街に駐車場がない ・渋滞のリスク |
結論としては、
- 冬(12月~3月頃):雪道の運転に自信がない方は、絶対に電車がおすすめです。安全が第一ですね。
- グリーンシーズン(春~秋):自由度を重視するなら車も便利。ただし、銀山温泉の温泉街は車両通行止めなので、少し離れた駐車場に停めて歩く必要があります。
どちらにも良さがあるので、ご自身の旅のスタイルや運転スキルに合わせて選ぶのが良いと思います。
大石田駅のコインロッカー情報
日帰りや、宿にチェックインする前に銀山温泉を散策したい場合、大きな荷物は預けておきたいですよね。大石田駅にはコインロッカーが設置されています。
大石田駅 コインロッカー情報
- 場所:駅待合室内
- サイズ・料金(目安):小型・中型が中心で、料金は400円~600円程度。
- 注意点:数がそれほど多くないため、観光シーズンや週末は埋まってしまっている可能性もあります。
もし空いていなかった場合は、駅の観光案内所などで一時預かりをしてもらえるか尋ねてみるのも一つの手かもしれません。
旅の計画に役立つ銀山温泉アクセス 電車のまとめ
最後に、電車で銀山温泉へ行く際のポイントをまとめておきます。
電車アクセスの要点まとめ
- 東京からのメインルートは山形新幹線「つばさ」で大石田駅へ。
- 大石田駅からは「バス」「タクシー」「旅館の送迎」の3択。
- コスト重視ならバス、時間や快適性ならタクシーや送迎がおすすめ。
- バスや旅館の送迎は、時刻の確認と事前予約を絶対に忘れずに!
- 冬のアクセスは安全を最優先し、防寒対策と滑らない靴を万全に。
電車でのアクセスは、計画さえしっかり立てれば、とても快適で安全な旅になります。車窓からの景色を楽しみながら、これから始まる素敵な温泉旅行に思いを馳せる時間は、電車旅ならではの醍醐味ですよね。この記事が、あなたの銀山温泉旅行の計画に少しでもお役に立てたら嬉しいです。