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こんにちは。旅行宿泊探訪記、運営者の「K」です。
お正月の風物詩といえば、やっぱり箱根駅伝ですよね。特に、往路のゴールであり復路のスタート地点でもある芦ノ湖は、選手たちのドラマが生まれる特別な場所。一度は現地で、あの感動を味わってみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、いざ芦ノ湖へ応援に行こうと計画し始めると、バスや電車といった公共交通機関がいいのか、それとも車で行くべきか、悩みますよね。現地の駐車場事情や、毎年恒例の交通規制、そして避けられない渋滞を考えると、どうやって行くのがベストなのか、本当に迷うところです。また、観戦スポットはどこがいいのか、当日の混雑はどれくらいなのか、便利な観戦ツアーはあるのかなど、気になる点は尽きないかなと思います。この記事では、そんな箱根駅伝の芦ノ湖観戦に関するあらゆる疑問や不安を解消し、あなたにピッタリの行き方を見つけるお手伝いをします。
この記事でわかること
- 芦ノ湖への最適なアクセス手段の比較
- 当日の交通規制と賢い渋滞回避の裏技
- 初心者でも安心のおすすめ観戦スポット
- 必須の持ち物から防寒対策まで完全ガイド
箱根駅伝、芦ノ湖への行き方｜アクセス手段を徹底比較
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箱根駅伝の聖地、芦ノ湖。あの場所で観戦するためには、まず「どうやって行くか」が最初の大きな関門になります。ここでは、主なアクセス方法である「公共交通機関」と「車」それぞれのメリット・デメリットを詳しく比較検討し、あなたにとって最適なプランを見つけるヒントを探っていきましょう。
公共交通機関が最適！バスでのアクセス方法
結論から言うと、箱根駅伝の芦ノ湖観戦には公共交通機関、特に路線バスの利用が最もおすすめかなと思います。
なぜなら、当日は大規模な交通規制が敷かれ、自家用車でのアクセスは非常に困難を極めるからです。その点、公共交通機関なら交通規制の影響を最小限に抑えつつ、ゴール地点近くまでアクセスできます。
主なルートは以下の2つです。
主なバスルート
- JR・小田急線 小田原駅から
箱根登山バス「箱根町港」または「元箱根港」行きに乗車（約60分） - 箱根登山鉄道 箱根湯本駅から
箱根登山バス「箱根町港」または「元箱根港」行きに乗車（約40分）
※所要時間は当日の道路状況により大きく変動する可能性があります。
当日は臨時便が増発されることが多いため、通常時よりは乗りやすい環境が整えられています。とはいえ、バス停には長蛇の列ができ、車内もすし詰め状態になることは覚悟しておきましょう。時間に余裕を持って、早め早めの行動を心がけるのが成功のカギですね。
車は注意！現地の駐車場と交通規制情報
「やっぱり荷物も多いし、車が便利…」そう考える方も多いかもしれません。確かに、特に小さなお子様連れの場合などは車のほうが楽な面もあります。しかし、箱根駅伝当日の芦ノ湖周辺に車で向かうのは、正直なところ、かなりハードルが高いと言わざるを得ません。
最大の理由は、言うまでもなく大規模な交通規制です。
往路ゴール・復路スタートとなる1月2日と3日の午前中は、芦ノ湖周辺の道路（国道1号線など）が長時間にわたって車両通行止めとなります。これにより、ゴール地点周辺の駐車場はほぼ利用不可能と考えたほうが良いでしょう。
車利用の注意点
- ゴール・スタート地点周辺は車両通行止めになる
- 周辺の駐車場は満車、または関係者専用となり利用できない可能性が高い
- 規制区間外でも、周辺道路は大渋滞が発生する
もしどうしても車で行きたい場合は、交通規制エリアから離れた場所に駐車場を確保し、そこからバスや後述する遊覧船などを利用してアプローチする方法が現実的です。いずれにしても、事前に最新の交通規制情報を必ず公式サイトなどで確認し、綿密な計画を立てる必要があります。
渋滞回避の裏技、芦ノ湖の遊覧船を活用
車でのアクセスを考えつつ、ゴール地点手前の大渋滞や駐車場問題を少しでも回避したい…そんな方におすすめしたいのが、芦ノ湖の遊覧船（箱根海賊船など）を活用するという裏技です。
遊覧船活用プラン
- 交通規制の影響が少ない箱根の北部エリア（桃源台など）の駐車場に車を停める。
- 桃源台港から箱根海賊船に乗船。
- ゴール地点に近い「箱根町港」や「元箱根港」で下船する。
この方法なら、渋滞のひどい国道1号線の南側を避けつつ、湖上から優雅にゴール地点へアプローチできます。船上から眺める冬の芦ノ湖や富士山の景色も格別で、駅伝観戦だけでなく、ちょっとした観光気分も味わえるのが魅力ですね。ただし、もちろん船も混雑が予想されるため、運航スケジュールと乗り場の場所は事前にしっかり確認しておきましょう。
初心者も安心の観戦ツアーという選択肢
「自分で交通手段や観戦場所を確保するのは大変そう…」と感じる駅伝観戦初心者の方には、旅行会社が企画する観戦ツアーに参加するのも一つの賢い選択肢です。
ツアーのメリットは、なんといってもその手軽さ。往復のバスや宿泊先、観戦場所までセットになっているプランが多く、何も考えずに参加できるのが最大の魅力です。
観戦ツアーのメリット
- バスで観戦場所の近くまで楽に移動できる
- 観戦スポットが確保されている場合がある
- 応援グッズや食事が付いていることも
- 宿泊付きプランなら前日から箱根を満喫できる
もちろん、費用は個人手配より高くなり、行動の自由度は下がりますが、「とにかく一度、楽に現地の雰囲気を味わってみたい」という方にはぴったりだと思います。人気のツアーはすぐに埋まってしまうので、シーズンが近づいたら早めに情報をチェックするのがおすすめです。
往路ゴールと復路スタートの観戦スポット
芦ノ湖周辺には観戦スポットがいくつかありますが、やはり最も人気が集中するのは往路ゴール地点と復路スタート地点です。
往路ゴール地点（1月2日）
フィニッシュテープが張られるのは、芦ノ湖駐車場入口の鳥居の少し手前あたりです。選手たちが最後の力を振り絞って飛び込んでくる瞬間は、鳥肌モノの感動があります。この周辺は最も観戦者が集まるエリアで、場所取りは熾烈を極めます。
復路スタート地点（1月3日）
復路のスタートは、箱根駅伝ミュージアム前から。全選手が一斉にスタートする光景は圧巻です。復路は往路ほどの混雑ではないことが多いですが、それでもスタートの瞬間を見ようと多くのファンが集まります。
どちらのスポットも、選手の表情まで見えるような良い場所で観戦するには、相当早い時間からの場所取りが必須となります。
当日のリアルな混雑状況と対策
当日の混雑は、はっきり言って想像を絶するレベルです。特に往路ゴールの日（1月2日）は、夜明け前から場所取りが始まり、選手が通過する数時間前には沿道が何重もの人垣で埋め尽くされます。
この混雑を乗り切るための対策は以下の通りです。
- とにかく早く動く：観戦場所の確保はもちろん、バスやトイレなど、すべてにおいて「早め」が鉄則です。
- 防寒対策は万全に：長時間、屋外で待機することになります。芦ノ湖の冬の寒さを甘く見てはいけません。
- トイレは事前に済ます：仮設トイレも設置されますが、どこも長蛇の列。飲み物の摂取量も考えながら計画的に。
- 軽食や飲み物は持参する：周辺のコンビニや売店は非常に混雑し、品薄になることもあります。
少し大げさに聞こえるかもしれませんが、これくらいの心構えで臨むくらいがちょうど良いかもしれませんね。
箱根駅伝の芦ノ湖観戦を成功させる行き方と準備
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さて、芦ノ湖へのアクセス方法のイメージが掴めたら、次は観戦を成功させるための具体的な準備について考えていきましょう。最高の観戦体験は、周到な準備があってこそ。おすすめのスポット選びのコツから、必須の持ち物まで、詳しく解説していきます。
おすすめの観戦スポットと場所取りのコツ
ゴール・スタート地点は確かに魅力的ですが、混雑を避けつつ選手を応援したいという方には、少しずらした場所もおすすめです。
ゴールテープの臨場感を味わうなら
やはり、フィニッシュ地点周辺が一番です。ただし、最前列を確保するには夜明け前、あるいはそれ以前からの待機が必要になることも。折りたたみ椅子やレジャーシート、そして長時間を耐える覚悟が必須です。
選手を長く応援したいなら
ゴール手前の直線道路（国道1号線沿い）も良いスポットです。ここでは、各大学の応援団が陣取っていることも多く、非常に盛り上がります。選手が目の前を通過する時間は一瞬ですが、ゴールに向かう懸命な走りを見守ることができます。
場所取りのコツは、「少しでも良い場所」を望むなら、とにかく早く現地に到着すること。これに尽きます。レジャーシートなどで場所を確保したら、あとは仲間と交代で休憩を取りながら、ひたすら待つことになります。
必須の持ち物と万全な防寒対策
1月の芦ノ湖畔での長時間待機は、寒さとの戦いです。準備不足は、観戦どころではなくなってしまう原因にもなりかねません。以下のリストを参考に、万全の準備で臨んでください。
観戦必須アイテムリスト
- 徹底した防寒具：ヒートテックインナー、フリース、ダウンジャケット、厚手の靴下、防水性のある靴は基本。さらに、ニット帽、手袋、ネックウォーマー、ホッカイロ（貼るタイプと靴用がおすすめ）は絶対に忘れないでください。
- 雨具：山の天気は変わりやすいです。雪が降ることも想定し、折りたたみ傘やレインコートを用意しておくと安心。
- 温かい飲み物と軽食：魔法瓶に温かいお茶やスープを入れていくと、体が温まり本当に助かります。手軽に食べられるおにぎりやパン、チョコレートなども。
- レジャーシート・折りたたみ椅子：地面からの冷えを防ぎ、長時間の待機を楽にしてくれます。
- モバイルバッテリー：寒さでスマホの電池は驚くほど早く減ります。情報収集や連絡用に必須です。
- 応援グッズ：応援したい大学の小旗などがあると、観戦がより楽しくなりますね。
特に足元からの冷えは体全体にこたえますので、靴用のカイロや厚手の靴下でしっかり対策することをおすすめします。
子連れでも大丈夫？注意点と準備
「子供にもあの感動を体験させてあげたい」と思う親御さんもいらっしゃるでしょう。しかし、正直なところ、未就学児など小さなお子様を連れての芦ノ湖観戦は、かなりハードルが高いです。
子連れ観戦の注意点
- 極寒の中での長時間待機：大人でも厳しい寒さです。子供の体調管理は非常にシビアになります。
- トイレ問題：長蛇の列に子供が耐えられるか、という問題があります。
- 混雑による迷子・怪我のリスク：ゴール周辺は身動きが取れないほどの混雑になります。
- 子供が飽きてしまう可能性：選手が来るまでの長い待ち時間をどう過ごすか、という課題もあります。
もし挑戦するのであれば、大人以上の完璧な防寒対策、お菓子や絵本などの暇つぶしグッズ、迷子対策（連絡先を書いたカードを持たせるなど）を徹底してください。また、混雑のピークを避け、少し離れた場所から雰囲気だけを味わう、といった無理のないプランを立てるのが賢明かなと思います。
周辺のトイレや食事処の基本情報
観戦において、トイレと食事は死活問題です。事前に情報を頭に入れておきましょう。
トイレについては、元箱根港や箱根町港周辺の公衆トイレのほか、当日は仮設トイレも多数設置されます。しかし、どこも例外なく長蛇の列ができます。特に選手が通過する直前は最大級の混雑になるため、見つけたら早めに、余裕を持って済ませておくのが鉄則です。
食事処については、周辺のお土産屋さんやレストランも営業しているところはありますが、正月休みだったり、営業していても駅伝観戦客で満席だったりすることがほとんどです。温かいものを食べたい気持ちは山々ですが、食事は事前に済ませるか、持参するのが最も確実な方法と言えるでしょう。コンビニも非常に混雑し、おにぎりやパンはすぐに売り切れてしまうので、やはり事前の準備が大切です。
まとめ｜最高の箱根駅伝、芦ノ湖への行き方とは
今回は、箱根駅伝の芦ノ湖観戦に向けた行き方から準備までを詳しく解説してきました。
この記事のポイントをまとめると、
- アクセスは交通規制や渋滞を考慮すると公共交通機関（バス）が最も確実。
- 車の場合は、規制エリア外に駐車し、遊覧船などを活用するのが賢い選択。
- 観戦場所の確保は早朝からの行動が必須。
- 芦ノ湖の冬は極寒。防寒対策は「やりすぎ」なくらいがちょうど良い。
- トイレや食事は混雑を前提に、事前の準備と計画的な行動がカギ。
準備は大変な部分もありますが、それを乗り越えた先には、言葉にできないほどの感動が待っています。選手たちの熱い走りと息づかい、沿道を埋め尽くす大歓声。あの場所でしか味わえない一体感を、ぜひ体験してみてください。あなたの箱根駅伝観戦が、素晴らしい思い出になることを願っています。