
イメージ画像:旅行宿泊探訪記 作成
金沢旅行の計画、わくわくしますよね。中でも日本三名園のひとつ、兼六園は絶対に外せないスポットではないでしょうか。でも、いざ計画を立て始めると、「兼六園の入場料っていくらなんだろう?」と気になって、今まさに調べているところかもしれませんね。
せっかく訪れるなら、少しでもお得に楽しみたいもの。「割引はあるのかな?」「無料で入れる時間帯があるって本当?」「夜のライトアップはいつ?」など、知りたいことがたくさん出てくると思います。また、園内を散策するのにかかる時間や、便利な駐車場の場所、予約は必要なのかといった実用的な情報も、事前に押さえておきたいポイントですよね。
ご安心ください。この記事では、そんなあなたの疑問にすべてお答えします。兼六園の基本的な入場料から、知って得する割引や無料情報、そしてすぐお隣の金沢城といった周辺の観光情報まで、あなたの金沢旅行がもっと楽しく、もっとスムーズになる情報をぎゅっと詰め込みました。さあ、一緒に兼六園観光の準備を万全に整えましょう。
この記事でわかること
- 大人、小人、65歳以上で異なる基本入場料
- 団体割引や周辺施設との共通券を利用した割引制度
- 早朝や特定の日に無料で入園できる時間や期間があること
- 夜間ライトアップ時の入場料は日中と同額であること
兼六園の入場料はいくら?割引や無料情報、周辺観光まで完全ガイド
- 兼六園の基本入園料と営業時間!季節で変わる開園時間をチェック
- もっとお得に!兼六園の入場料割引と便利な共通券活用術
- 狙い目は早朝!兼六園は何時まで無料ですか?無料開放時間を賢く利用しよう
- 特別な夜を楽しもう!兼六園ライトアップの期間と料金について
- 2025年の兼六園無料開放日は?最新情報をチェック
- 兼六園は予約必要?混雑を避けてスムーズに入園する方法
兼六園の基本入園料と営業時間!季節で変わる開園時間をチェック

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兼六園を訪れる際に、まず押さえておきたいのが基本的な入園料と営業時間です。料金は年齢によって区分されています。公式サイトによると、大人は320円、6歳から18歳未満の小人は100円です。そして、65歳以上の方は年齢を証明できるもの(運転免許証や健康保険証など)を提示することで、無料で入園できる制度があります。これは嬉しいポイントですね。
また、兼六園の営業時間は季節によって変動するため、訪問前には必ず確認が必要です。具体的には、3月1日から10月15日までの期間は午前7時から午後6時まで、10月16日から翌年の2月末日までは午前8時から午後5時までとなっています。閉園時間が季節によって1時間異なるため、特に夕方に訪れる予定の方は注意しましょう。この時間設定は、四季折々の日の長さや景観を最も良い状態で楽しめるように配慮されたものと言えるでしょう。
もっとお得に!兼六園の入場料割引と便利な共通券活用術
兼六園の入場料には、いくつかの割引制度が用意されています。30名以上の団体で利用する場合には団体割引が適用され、大人料金が250円、小人料金が80円になります。また、障がい者手帳などをお持ちの方は、手帳を提示することで本人と介助者1名が無料になる制度もあります。
さらに、金沢市内の他の文化施設も合わせて観光する予定の方には、「兼六園+1利用券(プラスワンりようけん)」が非常におすすめです。この券は、兼六園の入園券に加えて、石川県立美術館、石川県立歴史博物館、いしかわ赤レンガミュージアム、加賀本多博物館、石川県立伝統産業工芸館の中から1施設を選んで入館できる共通券で、料金は500円です。別々にチケットを購入するよりもお得になる場合が多いので、金沢の文化に深く触れたい方はぜひ検討してみてください。
狙い目は早朝!兼六園は何時まで無料ですか?無料開放時間を賢く利用しよう
実は、兼六園には通常の開園時間外に無料で入園できる時間帯が設けられています。これは「早朝開園」として知られており、地元の方々の散策の場としても親しまれています。この無料開放時間は、通常の開園時間とは異なり、年間を通じて設定されています。
具体的には、3月1日から3月31日までは午前5時から、4月1日から8月31日までは午前4時から、9月1日から10月31日までは午前5時から、そして11月1日から翌年2月末日までは午前6時から、それぞれ通常の開園時間の15分前までが無料となります。観光客の少ない静かな時間帯に、澄んだ空気の中で庭園を散策するのは格別な体験です。ただし、この時間帯は立ち入りが許可されている区域が限られている場合があるため、その点は留意しておきましょう。
特別な夜を楽しもう!兼六園ライトアップの期間と料金について
兼六園では、四季の移ろいに合わせて年に数回、夜間の特別開園とライトアップが実施されます。雪吊りが施された冬の景色や、桜が満開の春、紅葉が美しい秋など、季節ごとの最も美しい瞬間に庭園が幻想的な光で照らし出されます。このライトアップ期間中は、日中の開園が一度終了した後、夜間に再開園するかたちをとります。
期間中の夜間開園時間は、通常午後9時まで延長されます。入場料は日中と同じく大人320円、小人100円が必要ですが、昼間の荘厳な雰囲気とは全く異なる、幽玄でロマンチックな兼六園の姿を楽しむことができるため、非常に人気があります。開催時期や詳細については、訪問前に必ず公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
2025年の兼六園無料開放日は?最新情報をチェック
「兼六園は2025年に無料開放されますか?」という疑問を持つ方も多いかもしれません。兼六園では、観桜期の約1週間、ゴールデンウィーク期間中、お盆の時期、そして文化の日(11月3日)を含む「いしかわ文化の日」関連の期間などに、県民や観光客への感謝を込めて入園料が無料になる日を設けるのが恒例です。
2025年の具体的な無料開放日については、現時点では公式な発表はされていません。これらの無料開放日は、例年、該当日が近づいてから石川県の公式サイトなどで告知されます。旅行の計画段階で日程が合えば大変幸運ですが、この情報を目当てに計画を立てる際は、こまめに公式サイトをチェックすることが重要です。特に桜の時期は開花状況によって期間が変動するため、注意が必要です。
兼六園は予約必要?混雑を避けてスムーズに入園する方法
通常の個人での入園に関して、兼六園は事前の予約は必要ありません。チケットは園内にある複数の券売所で購入することができます。ただし、多くの観光客で賑わう週末や連休、特に桜や紅葉のシーズンは、券売所が混雑することが予想されます。
混雑を少しでも避けたい場合は、比較的空いている早朝や閉園間際の時間を狙うのが一つの方法です。また、前述の「兼六園+1利用券」を事前に購入しておく、あるいは北陸鉄道が販売するバスのフリー乗車券とセットになったチケットを利用するなど、券売所に並ばずに済む方法を検討するのも良いでしょう。時間に余裕を持ったスケジュールを組むことが、快適な庭園散策の鍵となります。
兼六園の入場料と合わせて知りたい!周辺観光スポットとアクセス完全ガイド
- すぐ隣!金沢城公園の入場料と見どころも合わせて楽しむプラン
- 忍者寺「妙立寺」や金沢21世紀美術館の入館料は?周辺施設の情報まとめ
- 兼六園の駐車場はどこが便利?料金とアクセスでおすすめを紹介
- 兼六園をじっくり回るのにどれくらい時間がかかりますか?見どころとモデルコース
- 兼六園の入場料は大人320円!知っておきたい割引・無料情報と観光のポイント
すぐ隣!金沢城公園の入場料と見どころも合わせて楽しむプラン

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兼六園の桂坂口を出て石川橋を渡ると、目の前には広大な金沢城公園が広がっています。この公園は加賀百万石の歴史を象徴する場所であり、兼六園と合わせて訪れるのが定番の観光コースです。金沢城公園自体への入場は無料であり、広々とした敷地内を自由に散策できます。
ただし、公園内にある歴史的な建造物、菱櫓(ひしやぐら)・五十間長屋(ごじっけんながや)・橋爪門続櫓(はしづめもんつづきやぐら)の内部を見学する場合は、別途入場料が必要です。料金は大人320円、小人100円となっており、兼六園との共通券は現在のところありません。復元された美しい木造建築の内部は一見の価値があり、城郭建築の精巧さや歴史の重みを感じることができます。
忍者寺「妙立寺」や金沢21世紀美術館の入館料は?周辺施設の情報まとめ
兼六園周辺には、他にも魅力的な観光スポットが点在しています。例えば、複雑な構造から「忍者寺」の異名を持つ妙立寺は、数々の仕掛けやからくりが施された興味深い寺院です。拝観は完全予約制で、料金は公式サイトによると大人1,300円です。事前予約が必要な点には注意しましょう。
また、現代アートの拠点として世界的に知られる金沢21世紀美術館も、兼六園から徒歩圏内にあります。この美術館は、有料の展覧会ゾーンと、無料で楽しめる交流ゾーンに分かれているのが特徴です。レアンドロ・エルリッヒの《スイミング・プール》など、人気の作品を鑑賞するには展覧会観覧料が必要となり、料金は開催される展覧会によって異なります。訪問前に公式サイトで企画展の内容と料金を確認しておくとスムーズです。
兼六園の駐車場はどこが便利?料金とアクセスでおすすめを紹介
車で兼六園を訪れる場合、駐車場の場所と料金は事前に確認しておきたい重要なポイントです。最も近く便利なのが、石川県営の「兼六駐車場」です。収容台数も多く、兼六園の桂坂口まですぐの場所にあります。料金は最初の1時間が350円で、以降30分ごとに150円が加算される仕組みです。
ただし、観光シーズンや週末は満車になることも少なくありません。その場合は、周辺の民間コインパーキングを利用することになりますが、料金体系は場所によって様々です。金沢市内は観光スポットが比較的コンパクトにまとまっているため、市内のホテルに車を停めて、バスなどの公共交通機関で移動するのも賢い選択肢の一つです。
兼六園をじっくり回るのにどれくらい時間がかかりますか?見どころとモデルコース
「兼六園をじっくり回るのにどれくらい時間がかかりますか?」という質問は非常によく聞かれます。広大な敷地を誇る兼六園の散策時間は、目的によって大きく変わります。主要な見どころである徽軫灯籠(ことじとうろう)や唐崎松、霞ヶ池などを駆け足で巡るだけなら約40分から60分程度です。
しかし、園内の茶屋で一休みしたり、点在する様々な景観を写真に収めたりしながら、ゆっくりとその魅力を堪能したいのであれば、90分から120分ほどの時間を見積もっておくと良いでしょう。季節ごとに異なる表情を見せる庭園の隅々まで味わい尽くすには、時間に余裕を持つことが大切です。まずは中心的な霞ヶ池を一周し、その後、興味のあるエリアをじっくりと散策するコースがおすすめです。
兼六園の入場料は大人320円!知っておきたい割引・無料情報と観光のポイント
ポイント
- 兼六園の基本入園料は大人320円、小人100円である
- 65歳以上は年齢を証明できるものの提示で入園無料となる
- 営業時間は季節によって異なり、冬期は閉園が1時間早まる
- 30名以上の団体利用では割引料金が適用される
- 障がい者手帳の提示で本人と介助者1名が入園無料になる
- 周辺施設との共通券「兼六園+1利用券」は500円で販売されている
- 通常の開園時間外である早朝は無料で入園できる時間帯がある
- 桜や紅葉の時期など、年数回にわたり夜間ライトアップが開催される
- ライトアップ期間中の夜間入園料は日中と同額である
- 観桜期や文化の日など、年間を通じて無料開放日が設けられる
- 個人での入園に事前の予約は必要ない
- 園内をじっくり散策する場合の所要時間は90分から120分が目安である
- 隣接する金沢城公園は入場無料だが、一部の建造物は有料となる
- 周辺の妙立寺(忍者寺)は完全予約制である
- 最寄りの県営駐車場は観光シーズンの週末に混雑しやすい