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こんにちは。旅行宿泊探訪記、運営者のTrekTideです。
「新宿御苑でピクニックがしたいな」と思って調べてみると、「新宿御苑ピクニック禁止」という少しドキッとする言葉を目にすることがありますよね。実はこれ、半分は本当で半分は誤解なんです。新宿御苑のピクニックには、お弁当やレジャーシートの持ち込みといった楽しみ方はもちろん認められていますが、一方でデートや子連れで訪れる際に知っておきたいお酒やテント、遊具の持ち込みに関する細かいルールが存在します。この理由を知らないと、全面的に禁止されていると勘違いしてしまうかもしれません。せっかくの休日を気持ちよく過ごすためにも、正しい情報を事前にチェックしておくことが大切ですね。
(新宿御苑)関連
この記事では、そんな「新宿御苑ピクニック禁止」の真相と、持ち物に関する正しいルール、そして決められたルールの中で新宿御苑を120%満喫するためのコツを、私の視点も交えながら分かりやすく解説していきますね。
この記事でわかること
- 新宿御苑のピクニックが禁止だという誤解の真相
- 持ち込みが許可されている物と禁止されている物の全リスト
- デートや子連れで楽しむための具体的な注意点
- 混雑を避けて快適に過ごすためのヒント
「新宿御苑ピクニック禁止」は誤解?正しいルールを解説

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まず最初に、「新宿御苑はピクニックが禁止されている」という情報の真相から探っていきましょう。結論から言うと、これは誤解です。ただし、誰でも自由に何でも持ち込んで良いわけではなく、美しい景観と静かな環境を守るための大切なルールがいくつか定められています。ここでは、その基本ルールから持ち込みに関する具体的なOK・NGラインまで、詳しく見ていきましょう。
ピクニックはOK!基本のルールを確認
結論から言うと、新宿御苑でピクニックをすること自体は、まったく禁止されていません。レジャーシートを広げて、手作りのお弁当を食べる…そんな穏やかな時間を過ごすことは、もちろん可能です。
ただし、大前提として「庭園の美しい景観と静かな環境を守り、誰もが心地よく過ごせるようにする」という目的があります。そのため、一般的な公園とは少し異なる、独自のルールが設けられているんですね。
基本的なマナーとして、以下のような点を心がけることが大切です。
基本的なマナー
- ゴミは必ず持ち帰る:園内にゴミ箱はほとんど設置されていません。
- 植物を傷つけない:草花を摘んだり、木に登ったりする行為は禁止です。
- 大声で騒がない:静かな環境を楽しみましょう。
- 指定された場所以外での喫煙はしない:喫煙所が数カ所設けられています。
これらのルールは、皇室の庭園として造られた歴史を持つ、特別な場所だからこそ。ルールを守ることで、あの美しい景観が未来にも引き継がれていくんですね。
まずは持ち込み禁止リストをチェック
新宿御苑のピクニックで最も重要なのが、持ち物に関するルールです。入園ゲートでは手荷物検査が行われることもあり、「知らなかった」では済まされないケースもあります。事前にしっかり確認しておきましょう。
主に禁止されているのは、他の利用者の迷惑になったり、園内の環境を損なったりする可能性のあるものです。
主な持ち込み禁止品リスト
- アルコール類(お酒)
- テント、タープ、パラソルなど
- テーブル、イスなど
- ボール、フリスビー、バドミントンなどの遊具
- 自転車、キックボード、ローラーブレードなど(幼児用の補助輪付き自転車なども含む)
- 楽器類、ドローン、ラジコンなど
- ペット(補助犬を除く)
※上記は一例です。詳細は必ず公式サイトでご確認ください。
これらの禁止事項が、「新宿御苑ピクニック禁止」というイメージに繋がっているのかもしれませんね。特に「お酒」と「遊具」については、次の項目で詳しく見ていきましょう。
お酒の持ち込みは全面的に禁止です
新宿御苑では、お酒(アルコール飲料)の持ち込みが全面的に禁止されています。これにはビールやワインはもちろん、チューハイなども含まれます。
なぜお酒が禁止なの?
新宿御苑は、もともと皇室の庭園でした。そのため、公園というよりは「庭園」としての性格が強く、静かに自然や景観を鑑賞する場所として位置づけられています。過去には飲酒によるトラブルもあったことから、誰もが安心して楽しめるように、お酒の持ち込みが禁止されるようになったそうです。
「ピクニックといえばビール!」という方には少し残念なお知らせかもしれませんが、このルールのおかげで、子どもから大人まで誰もが穏やかな時間を過ごせる環境が保たれているんですね。入園ゲートでは手荷物検査も行われているので、うっかり持ち込まないように注意しましょう。
テントやパラソルの使用は原則不可
日差しが強い日や、プライベートな空間を確保したい時に使いたくなるテントやパラソルですが、これらも原則として使用できません。
理由はいくつか考えられます。
- 景観の維持:広大な芝生にテントがいくつも張られていると、庭園本来の美しい景観が損なわれてしまいます。
- 他の利用者への配慮:大きなテントは他の人の視界を遮ったり、通行の妨げになったりする可能性があります。
- 芝生の保護:ペグを打ち込むタイプのテントは、芝生を傷つけてしまいます。
日差しを避けたい場合は、園内にたくさんある木陰を利用するのがおすすめです。特にイギリス風景式庭園の大きな木の下は、涼しくて気持ちが良いですよ。
子連れは注意!遊具の持ち込みルール
お子さんと一緒にピクニックへ行く場合、特に注意したいのが遊具の持ち込みです。
広い芝生を見ると、ボール遊びやフリスビー、バドミントンなどをしたくなりますが、これらは全て持ち込みが禁止されています。ストライダーやキックボード、シャボン玉などもNGです。
これは、他の利用者にボールが当たってしまうなどの危険を防ぎ、皆が安全に過ごせるようにするためです。子どもたちがのびのびと遊べる「こども広場」というエリアもありますが、そこでも遊具の使用は認められていません。
お子さんには、「ここはボールで遊ぶ公園ではなく、お散歩したり、自然を観察したりする場所なんだよ」と事前に伝えておくと、スムーズに楽しめるかもしれませんね。
持ち物OKなレジャーシートやお弁当
ここまで禁止事項を多くお伝えしてきましたが、もちろん持ち込んで良いものもたくさんあります。ピクニックの主役であるお弁当や飲み物は大歓迎です!
持ち込みOKなものの例
- お弁当、お菓子
- 水筒、ペットボトル飲料(アルコール以外)
- レジャーシート
- 本、スケッチブック
- カメラ
- ベビーカー、車椅子
手作りのサンドイッチやおしゃれなデリで買ったお惣菜を広げれば、それだけで特別なピクニックになります。静かな環境なので、読書をしたり、のんびり景色を眺めたりするのも最高の過ごし方ですよ。
ルール内で楽しむ!「新宿御苑ピクニック禁止」でも満喫

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持ち物などのルールが分かったところで、次は新宿御苑を120%楽しむための具体的なポイントをご紹介します。広大な園内には魅力的なスポットがたくさんありますし、少し工夫するだけで混雑を避けて快適に過ごすことができますよ。
デートにおすすめのピクニックスポット
新宿御苑は、実はデートにぴったりの場所なんです。広大な敷地には、それぞれ趣の異なる庭園が広がっており、歩いているだけでも楽しめます。ピクニックデートにおすすめのエリアをいくつかご紹介しますね。
イギリス風景式庭園
広々とした芝生と、のびのびと枝を広げる大きな木が特徴のエリア。まさに「ピクニック」のイメージにぴったりの場所です。大きな木の木陰にレジャーシートを敷けば、都会の真ん中とは思えないほど穏やかな時間を過ごせます。
フランス式整形庭園
左右対称に美しく整備された庭園で、バラ花壇が有名です。特に春と秋のバラのシーズンは圧巻の美しさ。プラタナス並木もあって、ヨーロッパの公園のようなロマンチックな雰囲気が漂います。
日本庭園
池を中心に、伝統的な日本の美しさが凝縮されたエリア。池に映る木々や、歴史的な建造物「旧御凉亭」などを眺めながら、しっとりとした時間を過ごすのも素敵です。春の桜や秋の紅葉の時期は格別の美しさです。
混雑を避けるためのポイントと時間帯
人気の観光スポットである新宿御苑は、季節や時間帯によってかなり混雑します。特に桜や紅葉のシーズン、気候の良い土日祝日は多くの人で賑わいます。
少しでもゆったり過ごしたいなら、以下のポイントを意識するのがおすすめです。
- 平日の午前中を狙う:これが最も効果的です。開園直後なら、人もまばらで静かな園内を独り占めしているような気分を味わえます。
- ピークシーズンを少し外す:桜なら満開の時期より少し前、紅葉なら見頃のピークを少し過ぎた頃を狙うと、人出が落ち着きます。
- 広いイギリス風景式庭園を選ぶ:日本庭園や温室周辺は人が集まりやすいですが、広大なイギリス風景式庭園なら、比較的スペースを見つけやすいです。
入園時の手荷物検査についても解説
前述の通り、新宿御苑では入園ゲートで手荷物検査が行われます。これは主に、禁止されているお酒や遊具の持ち込みを防ぐためです。
検査は係員さんによる目視確認が基本で、カバンの中をサッと見せる形になります。スムーズに通過するために、以下の点を心がけると良いかもしれません。
- カバンの口はすぐに開けられるようにしておく。
- 水筒やペットボトルは、見えやすい場所に入れておくと誤解されにくい。
- 最初から禁止されているものは持ち込まない。
これも、美しい環境を守るための大切な取り組み。気持ちよく協力して、スマートに入園したいですね。
Q&Aでよくある疑問をスッキリ解決
最後に、新宿御苑の利用に関してよく聞かれる質問をQ&A形式でまとめてみました。
| Q. ペットと一緒に入れますか? | A. 補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)を除き、ペットを連れての入園はできません。 |
|---|---|
| Q. 一度外に出たら、再入園はできますか? | A. はい、可能です。退園する際に係員の方に申し出て、再入園券を受け取ってください。当日中であれば何度でも再入園できます。 |
| Q. ゴミ箱はありますか? | A. 園内にゴミ箱はほとんどありません。お弁当の容器など、ピクニックで出たゴミは必ず各自で持ち帰るのがルールです。 |
| Q. 喫煙はできますか? | A. 園内は原則禁煙ですが、数カ所に指定の喫煙所が設けられています。灰皿のある場所でのみ喫煙が可能です。 |
まとめ:「新宿御苑ピクニック禁止」の正しい知識
今回は、「新宿御苑ピクニック禁止」という言葉の真相について、詳しく解説してきました。
この記事のポイント
- 新宿御苑でのピクニックは禁止されていない。
- ただし、お酒、テント、遊具などの持ち込みは禁止という厳しいルールがある。
- ルールは、皇室庭園としての歴史と、誰もが静かに楽しめる環境を守るために設けられている。
- お弁当やレジャーシートを持ち込んで、美しい景観の中で穏やかな時間を過ごすのがおすすめ。
「禁止」という言葉だけ見ると少し厳しい印象を受けるかもしれませんが、その理由を知れば、新宿御苑という場所がどれだけ大切にされているかが分かりますよね。決められたルールの中で、工夫しながら楽しむのが、新宿御苑でのピクニックの醍醐味かなと私は思います。
この記事でご紹介した情報を参考に、ぜひ次のお休みは、美しい庭園で素敵なピクニックを楽しんでみてくださいね。