
イメージ画像:旅行宿泊探訪記 作成
こんにちは。旅行宿泊探訪記、運営者の「TrekTide」です。
鎌倉五山の第一位に数えられる名刹、建長寺。その荘厳な雰囲気に惹かれて「一度は訪れてみたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、いざ計画を立てようとすると、建長寺の拝観料はいくらなのか、割引や障害者手帳は使えるのか、拝観時間や気になる支払い方法、さらには御朱印、駐車場、アクセスといった情報が気になってきますよね。事前にしっかり調べておかないと、現地で「現金が足りない!」なんてことにもなりかねません。
この記事を読めば、あなたが抱える建長寺の拝観に関する疑問がすべて解決し、心置きなく観光を満喫できるようになります。鎌倉観光を最高の一日にするための情報を、ぎゅっと詰め込んでお届けしますね。
この記事でわかること
- 建長寺の拝観料と各種割引の詳細
- 拝観時間と注意すべき支払い方法
- 必見の見どころと所要時間の目安
- 電車や車でのアクセスと駐車場情報
建長寺拝観料はいくら?割引や支払い方法

イメージ画像:旅行宿泊探訪記 作成
まずは、建長寺を訪れる際に最も基本となる拝観料や支払い方法、割引制度について詳しく見ていきましょう。知っているといないとでは、当日のスムーズさが大きく変わってきますよ。
拝観料は大人500円、小人200円
建長寺の拝観料は、個人で訪れる場合、以下の通りです。
建長寺 拝観料金
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 大人(高校生以上) | 500円 |
| 小人(小・中学生) | 200円 |
※未就学児は無料です。
鎌倉の主要な寺社仏閣の中でも標準的な料金設定かなと思います。この拝観料で、国宝の三門や仏殿、法堂といった貴重な建築物を間近で見学できるのは嬉しいポイントですね。
料金は変更される可能性があります。訪問前には、必ず建長寺の公式サイトで最新情報をご確認ください。
拝観料の割引と障害者手帳の活用
少しでもお得に拝観したい場合に気になるのが割引制度ですね。建長寺では、いくつかの割引が用意されています。
団体割引
30名以上の団体で拝観する場合は、団体割引が適用されます。
- 大人(高校生以上):400円
- 小人(小・中学生):100円
サークル活動や社員旅行などで訪れる際には、ぜひ活用したい制度です。
障害者手帳による割引
建長寺では、障害者手帳をお持ちの方への割引も用意されています。身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳などを提示することで、ご本人と、付き添いの介助者1名まで拝観料が免除(無料)になります。
これは非常にありがたい制度ですね。対象となる方は、忘れずに手帳を持参するようにしましょう。
拝観時間と季節ごとの変動について
建長寺の拝観時間は、年間を通して基本的に同じです。
拝観時間:8:30~16:30
※拝観受付は、閉門の20分前(16:10頃)までとなります。
季節による時間の変動は特にありませんが、注意したいのが受付終了時間です。閉門ギリギリに到着すると中に入れない可能性があるので、時間に余裕を持って訪れることを強くおすすめします。特に、奥にある半僧坊まで足を延ばす予定なら、最低でも1時間半~2時間は見ておくと安心ですよ。
また、年末年始や特別な法要、行事の際には時間が変更されることも考えられます。旅行の計画を立てる際は、念のため公式サイトで時間を確認しておくと確実です。
支払い方法は現金のみなので注意
ここで、非常に重要な注意点があります。建長寺の拝観料の支払い方法は、現金のみです。
キャッシュレス決済は利用不可
クレジットカード、交通系ICカード(SuicaやPASMO)、QRコード決済(PayPayなど)は一切利用できません。これは拝観受付だけでなく、御朱印やお守りなどをいただく際も同様です。
キャッシュレス決済に慣れていると、つい財布に現金をあまり入れずに外出しがちですが、建長寺を訪れる際は、必ず人数分の拝観料やお賽銭、お土産代などの現金を準備していきましょう。最寄りの北鎌倉駅周辺にもコンビニはありますが、拝観受付で慌てないためにも事前の準備が大切です。
建長寺の駐車場と料金を解説
車で建長寺へ向かう場合の駐車場情報も押さえておきましょう。
建長寺には、境内に参拝者専用の有料駐車場が用意されています。
- 駐車料金:普通車 最初の1時間 500円(以降30分ごとに250円)
- 収容台数:約40台
鎌倉の中心部に近いお寺で専用駐車場があるのは非常にありがたいですが、収容台数はそれほど多くありません。特に紅葉シーズンやゴールデンウィークなどの観光シーズン、土日祝日は早い時間帯に満車になってしまうことも珍しくありません。
もし満車だった場合は、周辺のコインパーキングを利用することになりますが、鎌倉は駐車料金が比較的高めです。公共交通機関の利用も視野に入れて計画を立てるのが賢明かもしれませんね。
建長寺拝観料と知りたい観光情報

イメージ画像:旅行宿泊探訪記 作成
拝観料や時間の基本情報を押さえたところで、次は実際に建長寺を楽しむための観光情報をご紹介します。アクセス方法から見どころ、御朱印情報まで、知っておくと観光が何倍も楽しくなるはずです。
北鎌倉駅からのアクセス方法
建長寺へのアクセスは、電車を利用するのが最も一般的で便利です。
最寄り駅は、JR横須賀線の「北鎌倉駅」です。鎌倉駅の一つ手前(東京方面から見て)の駅ですね。
徒歩でのアクセス
北鎌倉駅の改札を出て、目の前の鎌倉街道を左(鎌倉駅方面)へ進みます。道なりにまっすぐ歩いていくと、約15分~20分ほどで左手に建長寺の巨大な総門が見えてきます。途中には円覚寺や明月院(少し脇道に入ります)などもあり、鎌倉らしい風情を感じながら歩ける楽しい道のりです。
バスでのアクセス
鎌倉駅から向かう場合や、歩くのが大変という方はバスを利用するのも良いでしょう。
- 鎌倉駅東口から:江ノ電バスまたは京急バスに乗車し、「建長寺」バス停で下車。バス停は目の前です。
北鎌倉駅から建長寺までは緩やかな下り坂、逆に鎌倉駅から向かうと上り坂になります。体力に自信のない方は、北鎌倉駅から歩き始め、建長寺を参拝した後、そのまま鎌倉駅方面へ歩いていくルートがおすすめです。
見どころとモデル所要時間
広大な境内を持つ建長寺には、見どころがたくさんあります。どこを重点的に見るかで所要時間も変わってきますよ。
モデル所要時間
- さっと主要部を見学:約60分
- 半僧坊までじっくり見学:約90分~120分
総門と三門(重要文化財)
まず出迎えてくれるのが総門、そしてその奥にそびえる巨大な三門です。「建長興国禅寺」という格式高い額が掲げられた三門は、圧倒的な存在感。ここで記念撮影をする人も多い定番スポットですね。
仏殿(重要文化財)と法堂(重要文化財)
三門をくぐると、ご本尊の地蔵菩薩坐像が安置されている仏殿、さらにその奥には関東最大級の木造建築といわれる法堂が続きます。法堂の天井に描かれた見事な「雲龍図」は必見です。その迫力に思わず息をのむことでしょう。
国宝の梵鐘
三門の手前、右手にある鐘楼にかかる梵鐘は、建長寺創建当時(1255年)のもので、国宝に指定されています。鎌倉時代の名工、物部氏によって作られた貴重な文化財なので、ぜひ注目してみてください。
天狗のいる半僧坊と勝上献展望台
時間に余裕があれば、ぜひチャレンジしてほしいのが、境内の一番奥にある半僧坊までの道のりです。長い石段を登っていくと、大小さまざまな天狗の像が待ち受けています。少し大変ですが、登り切った先にある勝上献(しょうじょうけん)展望台からの眺めは格別!相模湾や、天気が良ければ富士山まで一望できる絶景が待っています。
御朱印の種類や受付場所
建長寺では、複数の御朱印をいただくことができます。
- 受付場所:境内に入ってすぐ右手にある朱印所
- 受付時間:拝観時間に準じます(8:30~16:30頃)
- 志納料(料金):300円~500円が目安です。
いただける御朱印は、ご本尊である「南無地蔵尊」が最も一般的ですが、他にもいくつか種類がある場合があります。オリジナルの御朱印帳も用意されているので、これを機に御朱印集めを始めるのも素敵ですね。支払いは現金のみなので、こちらでも現金の準備をお忘れなく。
夜間拝観はいつ開催される?
建長寺では、通常、夜間の拝観は行っていません。しかし、紅葉の時期などに、期間限定で夜間特別拝観(ライトアップ)が開催されることがあります。
昼間とは全く違う、幻想的に照らし出された三門や庭園は一見の価値ありです。開催されるかどうかは年によって異なり、公式サイトで告知されます。秋に鎌倉を訪れる予定のある方は、ぜひ事前に情報をチェックしてみてください。
まとめ:建長寺拝観料と見学のコツ
最後に、建長寺を訪れる際のポイントをもう一度おさらいしましょう。
建長寺観光のコツ
- 拝観料は大人500円、小人200円。障害者手帳で割引あり。
- 支払い方法は現金のみ!キャッシュレスは使えないので注意。
- 見学時間は、主要部だけでも60分、絶景の半僧坊まで含めると90分以上を見ておくと安心。
- アクセスはJR北鎌倉駅から徒歩がおすすめ。
- 訪問前には公式サイトで最新の情報を確認するのを忘れずに。
これらのポイントを押さえておけば、建長寺の魅力を存分に味わえるはずです。鎌倉五山第一位の風格と、禅寺ならではの静謐な空気を、ぜひ現地で体感してみてください。あなたの鎌倉旅行が、素晴らしい思い出になることを願っています。