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こんにちは。旅行宿泊探訪記、運営者の「TrekTide」です。
世界自然遺産の神秘的な森や、樹齢数千年を超える縄文杉。一度は訪れてみたい憧れの地、屋久島への旅行を計画している方も多いのではないでしょうか。首都圏から出発する場合、羽田空港からのアクセスを考えるのが自然ですが、屋久島への行き方を調べていると、羽田からの直行便がないという事実に気づくかもしれません。JALの便はあるけれどどうやって行くのか、昔は運航していたという話も聞くし、そもそもなぜないのだろう?と、いろいろな疑問が湧いてきますよね。屋久島への飛行機は一体どこから乗ればいいのか、最適なルートが分からず困ってしまうこともあるかなと思います。この記事では、そんなあなたの疑問を解消し、羽田から屋久島へ向かうための現在のアクセス方法と、その理由について詳しく解説していきます。
【公式】屋久島観光協会 世界自然遺産「屋久島」の観光 ...
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この記事でわかること
- 屋久島と羽田の直行便がない現在の状況とその理由
- 過去の直行便運航と屋久島空港の将来性について
- 羽田から屋久島へ行くための具体的なアクセス方法3選
- 乗り継ぎを含めた所要時間や航空券を安く抑えるコツ
屋久島への羽田直行便はない?現状と理由を解説

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まずは、多くの方が気になっている「なぜ羽田から屋久島への直行便がないのか」という疑問から掘り下げていきましょう。その背景には、空港の物理的な制約や過去の経緯が関係しています。
なぜ屋久島と羽田の直行便はないのか
結論から言うと、2024年現在、羽田空港と屋久島空港を結ぶ定期直行便は運航していません。
その最大の理由は、屋久島空港の滑走路の長さにあります。現在の屋久島空港の滑走路は1,500mしかなく、羽田のような主要空港を結ぶ路線で一般的に使用されるボーイング737などのジェット旅客機が安全に離着陸するには、最低でも2,000m以上の滑走路が必要とされています。
現在、屋久島に就航しているのは、プロペラ機であるATR42-600型機など、短い滑走路でも離着陸が可能な小型の機体のみです。そのため、就航路線も鹿児島、福岡、大阪(伊丹)といった近距離の空港に限られているのが現状ですね。
採算性の問題も
仮に滑走路の問題がクリアされたとしても、安定した需要が見込めるかという採算性の観点も重要になります。季節による観光客数の変動が大きい屋久島への直行便を、通年で安定して運航するのは航空会社にとっても大きな課題なのかもしれません。
過去に羽田からの直行便は運航していた?
「昔は羽田からの直行便があった」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。実は、これは半分正解で半分間違いです。
過去に、定期便としてではなく、旅行会社のチャーター便として羽田から屋久島への直行便が運航された実績はあります。これは、ジェット機よりも小型の機材を使用したり、特別な条件下で運航されたりしたケースです。
そのため、日常的に誰でも利用できる定期便が過去に存在したわけではない、と理解しておくのが正確かなと思います。期間限定の特別なフライトだったので、「昔は普通に行けたのに…」というわけではないんですね。
屋久島空港の滑走路延伸計画と将来性
じゃあ、未来永劫、羽田からの直行便は絶望的なのかというと、実はそうでもありません。現在、屋久島では空港の滑走路を2,000mに延伸する計画が進められています。
この計画が実現すれば、これまで離着陸が難しかったジェット旅客機の就航が可能になります。そうなれば、羽田や名古屋(中部)、さらには海外からの直行便やチャーター便の誘致も夢ではなくなるかもしれません。
計画はまだ進行中
ただし、この滑走路延伸計画は環境への影響評価なども含めて、まだ計画段階であり、完成までには多くの時間が必要です。すぐに直行便が飛ぶわけではないので、現時点では「未来への期待」として捉えておくのが良さそうですね。最新の情報については、鹿児島県の公式サイトなどで確認することをおすすめします。
実現すれば、屋久島へのアクセスが劇的に改善されることは間違いありません。私もその日が来るのを心待ちにしています。
羽田から屋久島への行き方を3つ紹介
現状、直行便がない中で、羽田から屋久島へ行くにはどうすれば良いのでしょうか。主な行き方は以下の3つです。ご自身の旅のスタイルや予算に合わせて選ぶのがおすすめです。
1. 飛行機を乗り継いで行く方法(王道)
最も一般的で時間的にも早いのが、飛行機を乗り継ぐ方法です。羽田空港からまず、屋久島への便が出ている鹿児島、福岡、大阪(伊丹)のいずれかの空港へ向かいます。そこから屋久島行きの便に乗り換えるというルートですね。
特に鹿児島空港は屋久島への便数が最も多いため、乗り継ぎのハブとして最適です。
- メリット: 移動時間が最も短い、乗り換えが空港内で完結するので楽。
- デメリット: 費用が他の方法に比べて高くなる傾向がある。
2. 飛行機+高速船(トッピー&ロケット)
羽田からまず鹿児島空港へ飛び、そこからバスなどで鹿児島本港へ移動。港から屋久島行きの高速船「トッピー&ロケット」に乗る方法です。飛行機と船、両方の旅情を味わえるのが魅力ですね。
- メリット: 飛行機のみより費用を抑えられる場合がある、海の景色を楽しめる。
- デメリット: 空港から港への移動(約1時間)が必要、天候によって欠航しやすい。
3. 飛行機+フェリー
時間をかけてものんびり、そして安く行きたい方におすすめなのがこの方法。上記と同様に鹿児島本港まで移動し、そこから「フェリー屋久島2」または「はいびすかす」に乗船します。特に「はいびすかす」は夜行便なので、船内で一泊すれば宿泊費も浮かせられます。
- メリット: 交通費を最も安く抑えられる、車も一緒に運べる。
- デメリット: 所要時間が非常に長い(高速船の倍以上)、船内での宿泊が必要になる場合も。
JALで行く屋久島への飛行機と乗り継ぎ
現在、屋久島空港に就航しているのはJALグループの日本エアコミューター(JAC)のみです。そのため、羽田から飛行機で行く場合は、必然的にJAL便を利用した乗り継ぎ旅となります。
具体的な流れは以下の通りです。
- 羽田空港から乗り継ぎ先の空港へ(JAL)
まずはJAL便で、鹿児島、福岡、大阪(伊丹)のいずれかの空港へ向かいます。 - 乗り継ぎ先の空港から屋久島空港へ(JAC)
到着後、日本エアコミューター(JAC)の屋久島行きへ乗り換えます。
乗り継ぎのポイント
羽田で最終目的地の屋久島まで手荷物を預けてしまえば、乗り継ぎ空港で一度荷物を受け取る必要がなく、身軽に移動できるのでとてもスムーズです。搭乗手続きの際に、「最終目的地の屋久島まで」と伝えるのを忘れないようにしましょう。乗り継ぎ時間には余裕を持たせて、最低でも1時間以上は確保しておくと安心ですね。
乗り継ぎを含めた最短の所要時間
羽田から屋久島までの最短所要時間は、最も効率的な鹿児島乗り継ぎを利用した場合で、合計およそ3時間半から4時間程度を見ておくと良いでしょう。
【所要時間の内訳(目安)】
- 羽田空港 → 鹿児島空港:約1時間50分
- 鹿児島空港での乗り継ぎ時間:約1時間
- 鹿児島空港 → 屋久島空港:約40分
※これはあくまで乗り継ぎがスムーズに進んだ場合の最短時間です。航空会社のダイヤや乗り継ぎの待ち時間によって、所要時間は変動しますので、予約の際に必ず確認してください。
屋久島への羽田直行便なしで行く最適ルート

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直行便がないからといって、屋久島への旅を諦める必要は全くありません。むしろ、乗り継ぎというプロセスも旅の楽しみの一つ。ここでは、現実的な最適ルートや、旅費を賢く抑える方法について見ていきましょう。
鹿児島経由、屋久島への飛行機が王道
先ほど紹介した3つの行き方の中でも、時間、利便性、快適性のバランスを考えると、やはり「羽田 → 鹿児島 → 屋久島」という飛行機乗り継ぎルートが王道であり、最もおすすめです。
その理由は、鹿児島空港が屋久島への玄関口として機能しており、1日に複数便(6便程度)が運航しているため、乗り継ぎの選択肢が豊富な点にあります。羽田からの便との接続も比較的良く、スムーズな旅程を組みやすいのが大きなメリットですね。
福岡や伊丹経由も可能ですが、便数が鹿児島に比べて少ないため、乗り継ぎ時間が長くなってしまう可能性があります。
鹿児島から屋久島への飛行機の料金目安
気になる鹿児島から屋久島までの航空券の料金ですが、これは購入時期や方法によって大きく変わります。
JAC(日本エアコミューター)の普通運賃だと、片道15,000円前後が一般的です。しかし、JALが提供している早期購入割引「先得」や「特便割引」などを利用すれば、時期によっては片道7,000円~10,000円程度にまで抑えることも可能です。
【料金に関するご注意】
ここで提示している料金は、あくまで一般的な目安です。航空運賃は、大型連休や夏休みなどのハイシーズンには高騰し、逆にオフシーズンには安くなるなど、常に変動しています。正確な料金は、必ずJAL公式サイトなどで最新の情報を確認するようにしてください。
屋久島の航空券を安く手に入れる方法
少しでも旅費を抑えて、その分を現地での体験や食事に使いたいですよね。航空券を安く手に入れるには、いくつかコツがあります。
早めの予約「先得」を狙う
最も基本的で効果的な方法です。JALの「先得」割引は、搭乗日の75日前、55日前、45日前、28日前など、早く予約するほど割引率が高くなります。旅行の計画が早めに決まったら、すぐに航空券をチェックするのが鉄則です。
株主優待券を活用する
JALの株主でなくても、金券ショップなどで株主優待券を手に入れることができます。これを利用すると、普通運賃の半額で搭乗できるため、予約が出発直前になってしまった場合でも、費用を大幅に抑えられる可能性があります。
パッケージツアーを利用する
航空券と宿泊がセットになったパッケージツアーは、個人でそれぞれ手配するよりもトータルで安くなることがよくあります。特に、レンタカーやアクティビティがセットになっているプランもあり、予約の手間が省けるのも大きな魅力です。
羽田発で行ける屋久島ツアーの魅力
「航空券や宿を別々に手配するのは面倒…」という方には、羽田発のパッケージツアーが断然おすすめです。
旅行会社が提供するツアーでは、羽田からの乗り継ぎ便と屋久島での宿泊(ホテルや民宿)、場合によってはレンタカーや縄文杉トレッキングのガイドなどが全てセットになっています。個人で手配するよりもお得な料金設定になっていることも多く、特に初めて屋久島へ行く方にとっては安心感がありますね。
様々なプランがあるので、自分のやりたいことや予算に合ったツアーを探してみるのも、賢い旅の計画の立て方だと思います。
まとめ:未来の屋久島と羽田の直行便
今回は、羽田空港から屋久島への直行便がない理由と、現在の最適なアクセス方法について解説しました。
現状では鹿児島空港などを経由する必要があり、少し手間がかかるように感じるかもしれません。しかし、乗り継ぎルートが確立されているため、意外とスムーズに、そして快適に屋久島へ向かうことができます。むしろ、経由地でのちょっとした時間も旅の醍醐味と捉えるのも素敵ですね。
そして、将来的には滑走路が延伸され、羽田からひとっ飛びで屋久島へ行ける日が来るかもしれません。そんな未来に期待を寄せつつ、まずは今のベストな方法で、神秘の島・屋久島への旅を計画してみてはいかがでしょうか。