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こんにちは。旅行宿泊探訪記、運営者の「TrekTide」です。
東京から行ける南の島、八丈島と小笠原諸島。どちらも本当に魅力的な場所なんですが、いざ旅行を計画しようとすると、アクセス方法や必要な日数、旅費の目安といった違いがいろいろあって、どっちにしようか迷ってしまうこと、ありますよね。それぞれの島が持つ独自の魅力や、どんな旅行スタイルに合うのか、具体的な費用感も気になるところだと思います。手軽に行けるリゾートか、時間をかけた冒険か、自分の旅の目的にぴったりの島を選ぶお手伝いができれば嬉しいです。
この記事でわかること
- 八丈島と小笠原諸島のアクセスや費用など基本的な違いがわかる
- それぞれの島のユニークな魅力やアクティビティを比較できる
- 自分の旅のスタイルに合った島の選び方が見つかる
- 旅行の計画に必要な日数や予算の具体的な目安が立てられる
八丈島と小笠原諸島どっち?5つの基本情報で徹底比較

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まずは、八丈島と小笠原諸島を選ぶ上で絶対に知っておきたい基本的な情報を比べてみましょう。アクセス方法から費用感まで、この5つのポイントを押さえるだけで、自分に合った島がグッと見えてくるはずですよ。
八丈島と小笠原諸島のアクセス手段の違い
旅の始まりである「行き方」は、この2つの島を選ぶ上で最も大きな違いかもしれません。
手軽さが魅力の八丈島
八丈島へのアクセスは、飛行機と船の2択から選べるのが大きな特徴です。
- 飛行機:羽田空港から約55分。1日に3便ほど運航していて、あっという間に南国に到着できます。思い立ったら週末に、なんてことも可能ですね。
- 大型客船:竹芝桟橋から出発し、約10時間20分。夜に出発して船内で一泊すれば、朝には八丈島に到着です。船旅の情緒を味わいながら、旅費を抑えたい方におすすめです。
このように、時間や予算に合わせてアクセス手段を選べる手軽さが八丈島の魅力かなと思います。
船旅が唯一の手段となる小笠原諸島
一方、小笠原諸島(父島)へのアクセスは、定期船「おがさわら丸」のみ。これが旅のハードルでもあり、同時に最大の魅力にもなっています。
- 定期船「おがさわら丸」:東京の竹芝桟橋から片道なんと約24時間。空港はなく、この船が唯一の交通手段です。
まさに「絶海の孤島」へ向かう船旅そのものが、特別な体験の一部になるんですね。太平洋の真ん中を24時間かけて進む道のりは、日常から完全に切り離される特別な時間です。
小笠原諸島の行き方は本当に難しいのか
「片道24時間」と聞くと、すごく大変そうに聞こえますよね。でも、個人的には「難しい」というよりは「特別な時間と計画が必要」という表現がしっくりくるかなと思います。
おがさわら丸は基本的に週に1便程度の運航です。東京を出港すると、父島に到着して3〜4泊し、同じ船でまた東京に帰ってくるという「1航海」が基本の旅程になります。そのため、旅行の日程が船のスケジュールに完全に固定されるんです。
船内はレストランやシャワー、展望ラウンジもあって快適に過ごせるようになっています。携帯の電波が届かない時間も長いので、デジタルデトックスをしながら読書をしたり、海を眺めたりと、ゆったりした時間を楽しむのが醍醐味ですね。
船酔いが心配な方へ
外洋に出るため、天候によってはかなり揺れることもあります。船酔いが心配な方は、酔い止め薬を必ず持参しましょう。船内の売店でも販売していますが、自分に合ったものを準備しておくと安心です。比較的揺れの少ない船体中央や下層の客室を選ぶのも良いかもしれませんね。
八丈島と小笠原諸島の旅費や費用目安
旅の計画で気になるのが、やっぱり費用ですよね。アクセス方法が違うので、旅費にも大きな差が出てきます。
| 八丈島 | 小笠原諸島 | |
|---|---|---|
| 交通費(往復) | 飛行機: 約3万円〜 船: 約2万円〜 |
船: 約8万円〜(燃料油価格変動調整金含む) |
| 宿泊費(1泊) | 約8,000円〜 | 約1万円〜 |
| モデルプラン合計 | 2泊3日で約5万円〜 | 5泊6日で約15万円〜 |
八丈島は、飛行機を使っても比較的リーズナブルで、2泊3日の旅行なら5万円〜8万円程度が目安になるかなと思います。船を使えばさらに費用を抑えることも可能です。
対して小笠原諸島は、往復の船代だけで8万円以上かかります。現地での宿泊費やアクティビティ代を考えると、最低でも15万円〜20万円は見ておきたいところ。まさに、時間もお金もかけた特別な旅になりますね。
ここに記載している費用は、あくまで一般的なシーズンでの目安です。航空券や船の運賃、宿泊費は時期によって大きく変動します。夏休みや年末年始などのハイシーズンはこれよりも高くなる傾向があるので、計画を立てる際は必ず各交通機関や宿泊施設の公式サイトで最新の料金を確認してくださいね。
最適な滞在日数はどれくらい違う?
アクセス方法と連動しますが、必要な滞在日数も大きく異なります。
- 八丈島:2泊3日あれば、島の主要な観光スポットやグルメを十分に楽しめます。金曜の夜に船で出発して日曜の夜に帰ってくる弾丸ツアーや、有給を1日使って飛行機で行く、なんていうプランも立てやすいです。
- 小笠原諸島:前述の通り、船の運航スケジュールに合わせて最低でも5泊6日が必要になります。往復の船旅で2泊、現地での滞在が3泊4日というのが基本パターンです。まとまった長期休暇が取れないと訪れるのは難しいかもしれません。
伊豆諸島と小笠原諸島の違いを解説
ここで少し地理的なお話を。八丈島は「伊豆諸島」の南端に位置する島。一方、小笠原諸島はさらに南、伊豆諸島よりもずっと離れた場所にあります。どちらも行政上は「東京都」なのが面白いですよね。
最大の違いは、その成り立ちと生態系にあります。
伊豆諸島と小笠原諸島の成り立ち
伊豆諸島が海底火山の噴火でできた火山島で、かつては本州と陸続きだった時期があると考えられています。そのため、動植物も本州と共通のものが多いんです。
対して小笠原諸島は、生まれてから一度も大陸と陸続きになったことがない「海洋島」です。そのため、海流や風、鳥によって運ばれてきた動植物が独自の進化を遂げ、ここでしか見られない固有種が非常に多く生息しています。これが「東洋のガラパゴス」と呼ばれる所以ですね。
この生態系の違いが、それぞれの島の景観や体験できるアクティビティの魅力に直結しているんです。
八丈島と小笠原諸島どっち?旅の目的別におすすめの魅力

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基本的な情報がわかったところで、次は「どんな旅をしたいか」という目的別に、それぞれの島の魅力を深掘りしていきましょう。あなたの旅のスタイルに合うのは、果たしてどちらでしょうか?
手軽な南国リゾート八丈島の魅力とは
八丈島の魅力は、何と言ってもその手軽さと多様性にあると思います。「ちょっと南国に行きたいな」という気持ちに気軽に応えてくれる、懐の深い島ですね。
火山が創り出したダイナミックな自然
ひょうたんのような形をした八丈島には、「八丈富士」と「三原山」という2つの美しい山があります。牧場が広がる八丈富士に登って絶景を眺めたり、シダ植物が鬱蒼と茂る三原山の森をハイキングしたりと、気軽にダイナミックな自然に触れることができます。
島内に点在する温泉
八丈島は温泉が豊富なことでも知られています。海を眺めながら入れる絶景の露天風呂「みはらしの湯」や、足湯など、無料で楽しめる施設も多いのが嬉しいポイント。ドライブの途中に気軽に立ち寄って、旅の疲れを癒せます。
個性豊かな島のグルメ
醤油漬けのネタをからしでいただく「島寿司」や、独特の風味がクセになる「くさや」、新鮮な「明日葉」の天ぷらなど、八丈島ならではのグルメは絶対に外せません。島で作られる焼酎も美味しいですよ。
冒険心をくすぐる小笠原諸島の魅力
小笠原諸島の魅力は、「ここでしか体験できない」圧倒的な大自然。時間とお金をかけて行く価値が、そこにはあります。
世界自然遺産の海と森
透明度の高い青い海は「ボニンブルー」と称され、その美しさは息をのむほど。船でしか行けない真っ白な砂浜が美しい「南島」への上陸や、野生のイルカと一緒に泳ぐドルフィンスイムは、一生忘れられない思い出になるはずです。
野生動物との出会い
冬から春にかけては、ザトウクジラが繁殖と子育てのためにやってくるので、迫力満点のホエールウォッチングが楽しめます。また、夜の森を散策するナイトツアーに参加すれば、天然記念物のオガサワラオオコウモリや、緑色に光るキノコ「グリーンペペ」など、固有の生き物たちに出会えるかもしれません。
体験したいアクティビティで選ぶ
あなたが旅先で何をしたいかによっても、選ぶべき島は変わってきます。代表的なアクティビティを比較してみました。
| アクティビティ | 八丈島 | 小笠原諸島 |
|---|---|---|
| ダイビング・シュノーケリング | ◎(黒潮の恩恵で魚影が濃い) | ◎(ボニンブルーの海、沈船など) |
| ドルフィンスイム | △(稀に見られる) | ◎(高確率で出会える) |
| ホエールウォッチング | △(稀に見られる) | ◎(冬〜春のメインアクティビティ) |
| 登山・ハイキング | ◎(八丈富士など気軽に楽しめる) | ◎(ガイドツアーが必須の場所も) |
| 温泉 | ◎(島内に多数点在) | × |
| ドライブ | ◎(レンタカーで一周しやすい) | 〇(原付バイクも人気) |
やはり、イルカやクジラに会いたいなら小笠原諸島、温泉やドライブを手軽に楽しみたいなら八丈島、という風に、目的がはっきりしていると選びやすいですね。
自由旅とツアー旅の観光スタイル
旅のスタイルにも違いがあります。
- 八丈島:レンタカーさえあれば、自分のペースで自由に島を巡る「自由旅」に最適です。観光スポットも分かりやすく、道も整備されているので、初めてでも安心して楽しめます。
- 小笠原諸島:船や宿は個人で手配しますが、南島への上陸やドルフィンスイム、森の散策など、貴重な自然を体験するには現地のガイド付きツアーへの参加が必須となります。自然保護のルールが厳しく定められているためですね。計画的に「ツアー旅」を組み込むスタイルになります。
旅の楽しみ!グルメと宿泊施設の違い
グルメ
八丈島は、郷土料理を提供する居酒屋やレストランの選択肢が比較的多く、夜の食事も楽しめます。一方、小笠原諸島は外食できるお店の数が限られているため、特にハイシーズンは予約をしておくと安心です。宿泊先が提供する食事も、旅の大きな楽しみの一つになります。
宿泊施設
八丈島には、景色の良いリゾートホテルから温泉付きの旅館、アットホームな民宿まで、幅広いタイプの宿泊施設があります。予算や好みに合わせて選べるのが魅力です。
小笠原諸島は、民宿やペンション、小規模なホテルが中心で、大型のリゾートホテルはありません。島民の方との交流が楽しめる宿も多く、それもまた小笠原の魅力。ただし、収容人数が限られているので、船のチケットを予約したら、すぐに宿も確保するのが鉄則です。
結論!あなたに合うのは八丈島と小笠原諸島どっち?
ここまで色々と比較してきましたが、最後にそれぞれの島がどんな人におすすめかをまとめてみたいと思います。
こんなあなたには八丈島がおすすめ!
- 週末や3連休など、短い休みで南国気分を味わいたい
- 比較的予算を抑えて旅行したい
- 絶景の温泉でゆっくり癒されたい
- レンタカーで自由にドライブやグルメを楽しみたい
- 船旅もいいけど、飛行機でサクッと行きたい
こんなあなたには小笠原諸島がおすすめ!
- 1週間程度の長期休暇が取れる
- 片道24時間の船旅も楽しめる冒険好き
- 手つかずの大自然や固有の生態系に深く触れたい
- 野生のイルカと一緒に泳いだり、クジラを間近で見たい
- 「東洋のガラパゴス」という言葉に心惹かれる
八丈島と小笠原諸島、どちらも東京の島でありながら、その魅力は全く異なります。手軽に行ける身近な楽園・八丈島と、時間をかけてこそたどり着ける特別な聖地・小笠原諸島。この記事を参考に、ぜひご自身の旅のスタイルに合った最高の島を選んで、素敵な旅の計画を立ててみてくださいね。