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こんにちは。旅行宿泊探訪記、運営者の「TrekTide」です。
箱根への旅行や、小田急線沿線での移動に便利なロマンスカー。車内でパソコン作業をしたり、動画を楽しんだりしようとした時に「あれ、wifiが繋がらない…」と困った経験はありませんか。特にGSEやMSEといった人気の車両に乗るなら、快適なネット環境を期待してしまいますよね。実はロマンスカーの車内wifiサービスには最近大きな変更があり、以前の使い方ができなくなっているんです。有料で使えるサービスはあるのか、パスワードはどこで確認するのか、そもそも今はどうなっているのか、そして意外と見落としがちなコンセントの設備についても気になるところかなと思います。この記事では、ロマンスカーのwifiに関する最新情報から、インターネットに接続するための具体的な代替手段、さらには各車両の充電事情まで、あなたの疑問をスッキリ解決していきます。
(ロマンスカー)関連
この記事でわかること
- ロマンスカーの車内wifiが使えなくなった理由
- wifiの代わりにインターネットを利用する方法
- 各車両のコンセント・充電設備の有無
- 移動時間を快適に過ごすための準備とポイント
【結論】ロマンスカーのwifiサービスは終了しました

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まずは多くの方が気になっているであろう結論からお伝えしますね。残念ながら、特急ロマンスカーの車内で提供されていた無料Wi-Fiサービス「Odakyu Romancecar Free Wi-Fi」は、2024年4月30日(火)をもって終了してしまいました。
ロマンスカーのwifiは2024年4月に終了
はい、先ほどお伝えした通り、これまで当たり前のように使えていたロマンスカーの車内Wi-Fiは、2024年4月30日をもってサービスが廃止されています。私も以前は移動中によく利用していたので、このニュースを知った時は少し驚きました。スマートフォンの通信量を節約できたり、PC作業がスムーズにできたりと、非常に便利なサービスでしたからね。サービスの終了理由としては、携帯電話通信網のエリア拡大や品質向上によって、乗客自身が持つ通信環境が改善されたことが挙げられています。
公式サイトでも正式に発表されています
この情報は小田急電鉄の公式サイトでも正式にアナウンスされています。今後、サービスが復活する予定は今のところないようなので、ロマンスカーに乗る際は「車内にWi-Fiはない」という前提で準備する必要がありますね。
wifiが繋がらないのはサービス廃止が理由
もし最近ロマンスカーに乗って「Wi-Fiに繋がらないな、車両の故障かな?」と感じた方がいらっしゃったら、それは故障ではなくサービス自体が終了しているのが原因です。スマートフォンのWi-Fi設定画面でネットワーク名を探しても、以前表示されていた「Odakyu_Romancecar_Free_Wi-Fi」は見つからないはずです。これを知らないと、何度も接続を試みて時間を無駄にしてしまう可能性があるので、注意が必要ですね。
有料で使えるロマンスカーのwifiもない
「無料サービスは終わったけど、有料プランならあるのでは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、残念ながら有料の車内Wi-Fiサービスも提供されていません。つまり、現在のロマンスカー車内では、小田急電鉄が提供するWi-Fiサービスは一切利用できない状況です。車内でインターネットに接続するためには、これからご紹介する代替手段を検討する必要があります。
odakyu free wifiの使い方と利用可能エリア
車内でのWi-Fiはなくなりましたが、その代わりに小田急線の主要な駅では「Odakyu Free Wi-Fi」という公衆無線LANサービスが提供されています。ロマンスカーに乗る前や降りた後に、駅で少し作業をしたり情報を調べたりする際には非常に便利です。
「Odakyu Free Wi-Fi」の利用方法
- スマートフォンのWi-Fi設定画面でSSID「ODAKYU_FREE_Wi-Fi」を選択します。
- ブラウザを立ち上げるとログイン画面が表示されます。
- メールアドレスまたはSNSアカウント(Facebook, Twitterなど)で認証すれば接続完了です。
※初回利用時に登録が必要です。1回の接続で60分、1日最大5回まで利用可能です。
このサービスは、新宿駅や町田駅、小田原駅、箱根湯本駅など、多くの乗客が利用する主要駅で展開されています。出発前に少し時間がある時に、メールチェックや目的地の情報収集を済ませておくと、車内での時間をより有効に使えるかもしれませんね。
箱根フリーパスで使える公衆wifiスポット
もし目的地が箱根なら、さらなる選択肢があります。箱根エリアでは、「HAKONE FREE Wi-Fi」という観光客向けの無料Wi-Fiサービスが整備されています。これは、箱根登山電車やケーブルカー、ロープウェイの各駅、観光船の港、一部のバス停周辺など、箱根の主要な観光スポットで利用できるんです。
特に「箱根フリーパス」を利用して旅行する方にとっては、移動の合間に次の目的地の情報を調べたり、SNSに写真をアップしたりするのにとても役立つサービスかなと思います。こちらもメールアドレス等での登録が必要ですが、一度登録すれば多くのスポットで快適にインターネットを利用できますよ。
車内でネットに繋ぐための代替手段
駅や観光地のWi-Fiだけでは、やはり移動中のインターネット接続はカバーできませんよね。そこで、ロマンスカー車内で快適にネットを使うための具体的な代替手段をいくつかご紹介します。
代替手段の比較
- スマートフォンのテザリング機能: 最も手軽な方法です。追加の機器は不要ですが、スマートフォンのデータ通信量を消費し、バッテリーの減りが早くなるのがデメリットですね。
- モバイルWi-Fiルーター(ポケットWi-Fi): 通信品質が安定しており、複数のデバイスを接続できるのが魅力。旅行のためにレンタルするか、日常的によく使うなら契約するのも一つの手です。
- プリペイドSIMカード: 短期間の利用や、海外からの旅行者に便利な選択肢。データ容量を買い切る形なので、使いすぎる心配がありません。
私自身は、PC作業などデータ通信量が多くなりそうな時は、ポケットWi-Fiを持参することが多いです。動画視聴や簡単な調べ物程度なら、スマートフォンのテザリングで十分対応できるかなと思います。ご自身の使い方に合わせて最適な方法を選んでみてください。
ロマンスカーはwifiよりコンセントが重要

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車内Wi-Fiサービスが終了した今、テザリングや自前の通信機器を使う機会が増えるわけですが、そうなると次に重要になってくるのが電源の確保、つまりコンセントの有無です。スマートフォンのバッテリーが切れてしまっては、せっかくの通信手段も使えなくなってしまいますからね。ここからは、ロマンスカーの車両ごとのコンセント事情について詳しく見ていきましょう。
【GSE】全席コンセント完備で充電に困らない
展望席が人気の最新型ロマンスカー・GSE(70000形)。この車両の最大の魅力の一つが、全座席にコンセントが完備されていることです。肘掛けの下あたりに設置されており、前の座席の下を探す必要もありません。窓側・通路側を問わず、どの席を予約しても充電できるという安心感は非常に大きいですね。PC作業や長時間の動画視聴を計画しているなら、GSEを狙って予約するのが最も快適かもしれません。
【MSE】窓側席にコンセントが設置
青い車体が特徴的なMSE(60000形)は、地下鉄千代田線にも乗り入れる便利な車両です。MSEの場合、コンセントは窓側の席の足元に設置されています。そのため、充電を確実にしたい場合は、予約時に窓側の席を指定する必要があります。通路側の席にはコンセントがないので、予約の際は注意してくださいね。
EXEαなど主要車両のコンセント事情
リニューアルされて快適性が増したEXEα(30000形)も、コンセントの仕様はMSEと同様で、窓側席の足元にのみ設置されています。こちらも充電が必要な方は、必ず窓側を予約するようにしましょう。
古い車両にはコンセントがない場合も
EXE(リニューアル前の30000形)など、古い一部の車両にはコンセントが設置されていない場合があります。予約する列車がどの車両で運行されるかは、予約サイトなどで確認できることが多いので、心配な方は事前にチェックしておくことをおすすめします。
USBポートが設置されている車両は?
最近の新しい新幹線や特急列車では、コンセントの代わりにUSBポートが設置されていることも増えてきましたね。しかし、現在のところロマンスカーの車両にUSBポートは設置されていません。充電する際は、必ずACアダプタ(コンセントに差し込む充電器)を持参する必要があります。ケーブルだけ持って行っても充電できないので、荷物を確認する際には忘れないようにしましょう。
まとめ:ロマンスカーwifiと充電の最終確認
最後に、この記事の重要なポイントをもう一度おさらいしておきましょう。
ロマンスカー利用時のネットと充電のポイント
- 車内Wi-Fiサービス「Odakyu Romancecar Free Wi-Fi」は2024年4月30日で終了しました。
- 車内でネットを使うには、スマホのテザリングやポケットWi-Fiなど自前の通信手段が必要です。
- 主要駅では「Odakyu Free Wi-Fi」、箱根エリアでは「HAKONE FREE Wi-Fi」が利用できます。
- 充電用のコンセントは、GSE(70000形)なら全席に、MSE(60000形)とEXEα(30000形)は窓側席に設置されています。
- 充電にはACアダプタが必須です(USBポートはありません)。
Wi-Fiサービスが終了したのは少し残念ですが、その分、どの車両のどの席を選ぶかという計画を立てる楽しみが増えたと考えることもできるかもしれませんね。快適な電源環境が保証されているGSEを選ぶか、景色を楽しめる窓側席を確保するか。あなたの旅のスタイルに合わせて、最適なロマンスカー旅を計画してみてください。
※コンセントの設置状況などの最新情報については、乗車前に小田急電鉄の公式サイト等でご確認いただくことをお勧めします。