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こんにちは。旅行宿泊探訪記、運営者の「TrekTide」です。
待ちに待ったフランス旅行、現地での食事はもちろん楽しみだけど、やっぱり食べ慣れた日本の味が恋しくなるかも…なんて思いますよね。ちょっとしたお菓子や、いざという時のためのカップラーメン、自炊派ならお気に入りの調味料をスーツケースに忍ばせたいところ。でも、フランスの税関では食品の持ち込みに意外と厳しいルールがあって、特に肉エキスが含まれた製品は注意が必要です。知らずに持ち込んでしまうと、没収されたり罰金を科されたりする可能性も。赤ちゃん用の粉ミルクや液体物の扱いはどうなのか、申告は必要なのか、気になることはたくさんあるかなと思います。せっかくの旅行準備が、持ち物の心配で憂鬱になるのは避けたいですよね。
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この記事でわかること
- フランスへの持ち込みが禁止されている食品の具体的な種類
- スーツケースに入れても大丈夫な食品の条件
- 見落としがちな肉エキス入り加工食品の見分け方
- 税関で没収や罰金を避けるための申告の基本
フランス旅行前に知るべき持ち込み禁止の食品

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憧れのフランス旅行!でもその前に、ちょっと待って。パッキングするその食品、本当にフランスに持ち込んでも大丈夫でしょうか?実は、フランスを含むEU諸国では、家畜の伝染病予防などの観点から、国外からの動物性製品の持ち込みに厳しい規制を設けているんです。これを「知らなかった」で済ませてしまうと、空港の税関で没収されたり、最悪の場合は罰金が科されたりすることも…。せっかくの楽しい旅行のスタートで、嫌な思いはしたくないですよね。ここでは、まず基本となる持ち込み禁止のルールについて、しっかり確認していきましょう。
フランス税関でNGの肉製品と乳製品
フランス(EU)の税関で最も厳しくチェックされるのが、肉製品と乳製品です。これは口蹄疫などの家畜伝染病が域内に侵入するのを防ぐための非常に重要な措置とされています。
具体的には、以下のようなものが原則として持ち込み禁止です。
【持ち込み禁止の代表例】
- 肉製品全般: 生肉、加工肉(ハム、ソーセージ、ベーコン、ジャーキーなど)
- 肉を含む食品: 肉まん、レトルトのミートソース、肉エキス入りの製品
- 乳製品全般: 牛乳、チーズ、ヨーグルト、バターなど
- 卵製品: 生卵(マヨネーズなども注意が必要な場合があります)
「真空パックなら大丈夫?」「加熱してあればOK?」と思うかもしれませんが、残念ながら加工方法に関わらず、これらの品目は個人消費用のお土産であっても持ち込みは許可されていません。日本の美味しいハムやチーズを現地で楽しみたい気持ちは山々ですが、これらは諦めて、フランスの美味しいシャルキュトリーやフロマージュを堪能するのが良さそうですね。
スーツケースに入れて良い食べ物は?魚介類編
肉製品や乳製品がダメとなると、他に何が持っていけるのか気になりますよね。実は、魚介類については、一定の条件下で持ち込みが認められています。
条件は少し細かいですが、ポイントは以下の通りです。
【魚介類持ち込みの条件】
- 内臓が除去されていること
- 個人消費目的であること
- 重量制限を守ること(国や種類で異なりますが、一般的に合計2kgまでが目安です)
例えば、干物、スモークサーモン(加工済み)、魚の缶詰、イクラなどがこれに該当します。だしを取るための鰹節や煮干しも、このカテゴリーに含まれるので持っていくことが可能です。ただし、あくまで「個人消費」の範囲内であることが大前提。大量に持ち込もうとすると、商用目的と見なされる可能性があるので注意が必要ですね。
正確な重量制限や最新の情報については、渡航前に在日フランス大使館やEUの公式サイトで確認することをおすすめします。
意外な落とし穴!肉エキス入り加工食品
日本人旅行者が最もやってしまいがちなのが、この「肉エキス入り加工食品」の持ち込みです。これは本当に盲点で、私も最初は驚きました。「肉そのもの」が入っていなくても、原材料に「ビーフエキス」「チキンエキス」「ポークエキス」といった表記があれば、それは肉製品と見なされ、持ち込み禁止の対象となります。
どんな食品に注意すべきか、いくつか例を挙げてみますね。
【肉エキスが含まれがちな食品リスト】
- インスタントラーメン・カップ麺のスープ
- カレールー、ハヤシライスのルー
- だしの素、コンソメキューブ、中華だし
- スナック菓子(コンソメ味など)
- ふりかけ、お茶漬けの素
- レトルト食品全般
日本で普段何気なく食べているものの多くに、旨味成分として肉エキスが使われています。フランスに食品を持っていく際は、必ずパッケージの裏にある原材料表示をチェックする癖をつけましょう。これが本当に大切です。
フランス持ち込みOKなカップ麺の選び方
「じゃあ、カップ麺は全部ダメなの?」とがっかりした方もいるかもしれません。でも、大丈夫です!選び方さえ知っていれば、持ち込み可能なカップ麺もあります。
ポイントは、先ほどお話しした「肉エキス」が入っていない製品を選ぶこと。具体的には、以下のようなスープのカップ麺を探してみましょう。
魚介ベース・野菜ベースのスープを選ぶ
シーフード味、塩ラーメン、味噌ラーメン、とんこつ風(ポークエキス不使用のもの)など、魚介や野菜、昆布だしをベースにしたスープの製品が狙い目です。最近は健康志向もあって、動物性原材料不使用をうたった製品も増えているので、探してみると意外と見つかるかもしれません。
海外旅行者向け製品をチェック
空港の免税店などで販売されているカップ麺の中には、海外の規制に対応した「肉エキス不使用」の製品があります。こういった製品なら安心して持っていくことができますね。見かけたら、ぜひチェックしてみてください。
とにかく、原材料表示の確認が全てです。これさえクリアすれば、フランスのホテルでホッと一息、日本のカップ麺を味わうことも夢ではありません。
日本から持っていけるお菓子の条件とは
旅行のお供に、日本のお菓子は欠かせませんよね。基本的に、多くのお菓子はフランスに持ち込むことができます。例えば、チョコレート、クッキー、せんべい、飴、グミなどは問題になることはほとんどありません。
ただし、ここでも注意点がいくつかあります。
【お菓子を持ち込む際の注意点】
- 肉エキス入りスナック: ポテトチップスのコンソメ味など、一部のスナックには肉エキスが使われていることがあるので、原材料を確認しましょう。
- 乳製品を多く含む生菓子: 生クリームをふんだんに使ったケーキや、未殺菌乳を使ったプリンなどは避けた方が無難です。市販のパッケージされたもので、常温保存可能なものであれば、まず問題ないでしょう。
- 卵そのものが入っているお菓子: 例えば、カステラのように卵が主原料でしっかり加熱されているものはOKですが、半熟卵が乗っているようなものはNGです。
基本的には、「肉・乳製品を含まない」「常温で長期保存できる」「個人消費の範囲内の量」という3つのポイントをクリアしていれば、大半のお菓子は持ち込み可能と考えて良いと思います。
フランスの食卓で役立つ持ち込み調味料
アパルトマンに滞在して自炊をする予定なら、日本の調味料があると本当に助かりますよね。現地のスーパーでも醤油(SOJA)などは手に入りますが、やはり使い慣れた味が一番です。
持ち込み可能な調味料はたくさんあります。
- 醤油
- 味噌
- みりん、料理酒
- お酢
- わさび、からし(チューブタイプが便利)
- 七味唐辛子、山椒などの香辛料
- ごま油
ここでもやはり注意すべきは、だしの素や麺つゆなどです。原材料に「かつお」や「こんぶ」と書かれているものはOKですが、「チキンエキス」などが入っているものはNG。液体物の持ち込みになるので、スーツケースに入れる際は、容器の破損や液漏れに十分注意してパッキングしてくださいね。
フランスの税関で困らないための持ち込み禁止食品

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ここまで具体的な品目を見てきましたが、最後に税関でスムーズに通過するための知識をまとめておきましょう。ルールを知っているだけで、余計な心配をせずに済みますし、万が一の時も落ち着いて対応できるはずです。フランス入国の第一歩を、安心して踏み出せるように準備しておきましょう。
持ち込み禁止リストの対象外となる食品
厳しいルールがある一方で、もちろん持ち込みが許可されている食品もたくさんあります。ここで一度、対象外となるものを整理しておきましょう。
【原則持ち込みOKな食品リスト】
- 魚介類製品: 2kgまでの個人消費用(干物、缶詰、鮭フレークなど)
- 蜂蜜・ローヤルゼリーなど: 2kgまでの個人消費用
- 粉ミルク・離乳食など: 医療上の理由で必要な乳幼児用の食品(条件あり)
- 肉・乳製品を含まない食品: パン、ケーキ、ビスケット、チョコレート、パスタ、米、調味料(醤油・味噌など)
- 果物・野菜: EU域内で生産・保証されたもの以外は、種類によって検疫が必要な場合があり注意が必要です。基本的には現地調達がおすすめです。
こうして見ると、意外と多くのものが持ち込めそうですよね。大切なのは、「動物由来(特に陸の動物)かどうか」を意識することかなと思います。
赤ちゃん用の粉ミルクや離乳食は大丈夫?
小さなお子様連れの旅行で一番気になるのが、粉ミルクや離乳食の持ち込みですよね。これはご安心ください。医療上の理由で必要な乳幼児用の特別食として、肉・乳製品の持ち込み禁止ルールの例外とされています。
ただし、持ち込むためには以下の条件を満たす必要があります。
- 渡航中に消費する量であること(常識の範囲内)
- 市販の製品で、未開封であること
- 冷蔵が不要な製品であること
手作りの離乳食などは衛生上の観点から認められない可能性が高いです。必ず市販の、パッケージがしっかりしているものを持っていきましょう。万が一、税関で質問された場合に備えて、すぐに取り出せる手荷物に入れておくとスムーズかもしれませんね。
罰金は?申告を忘れた場合のリスク
もし、うっかり禁止品を持ち込んでしまったらどうなるのでしょうか。正直なところ、これはその時の検査官の判断によるところが大きいようです。
まず、禁止品が見つかった場合、その場で没収されるのが一般的です。悪意がないと判断されれば、没収だけで済むケースも多いと聞きます。
しかし、意図的に隠していたと判断されたり、量が多かったりした場合には、罰金が科される可能性があります。罰金の額はケースバイケースで一概には言えませんが、決して安い金額ではありません。何より、旅の始まりにこうしたトラブルに見舞われるのは、精神的なダメージが大きいですよね。リスクを避けるためにも、ルールはしっかり守ることが大切です。
本記事に記載されている情報は一般的な目安です。規制は変更される可能性があるため、渡航前には必ず在日フランス大使館やEUの公式サイトなどで最新の正確な情報をご確認ください。
税関で迷わない!申告手続きの基本
フランスの空港に到着したら、税関審査に進みます。通路は通常、2つに分かれています。
- 緑の通路 (Rien à déclarer): 申告するものが何もない場合に通ります。
- 赤の通路 (Marchandises à déclarer): 申告するものがある場合に通ります。
食品の持ち込みで「これは大丈夫かな?」と少しでも迷うもの、あるいは規定量を超える可能性があるものを持っている場合は、正直に赤の通路へ進み、税関職員に申告することを強くおすすめします。
自分から申告すれば、たとえそれが禁止品であったとしても、没収はされても罰金までは科されないケースがほとんどです。逆に、緑の通路を通って呼び止められ、禁止品が見つかると「隠していた」と見なされかねません。「迷ったら申告」が鉄則ですね。
総まとめ!フランス持ち込み禁止食品の基本
最後に、フランスへの食品持ち込みの基本をもう一度おさらいしましょう。
【フランス食品持ち込み3つの鉄則】
- 肉製品・乳製品は「絶対NG」と心得る!
- 加工食品は必ず裏の「原材料表示」を確認し、肉エキスに注意!
- 少しでも迷ったら、税関で正直に「申告」する!
これらのポイントを押さえておけば、フランスの税関でトラブルになる可能性をぐっと減らすことができます。しっかり準備して、安心して美味しいものが溢れるフランスへの旅を楽しんでくださいね!