
イメージ画像:旅行宿泊探訪記 作成
「いつかは行ってみたい、絶海の楽園、小笠原諸島…」
そう思って、わくわくしながら旅行の計画を立て始めたあなた。「小笠原諸島 飛行機 なぜ?」と、まさに今、その大きな疑問にぶつかっているのではないでしょうか。
小笠原諸島への行き方を調べても、出てくるのは24時間もかかるフェリーの情報ばかり。「本当に小笠原諸島へは飛行機で行けるの?」という素朴な疑問や、「もし飛行機があったら、移動時間や料金はどれくらい違うのだろう?」と気になるのは当然のことです。ヘリコプターという選択肢はどうだろう、なんて考えるかもしれませんね。
実は、かつて空港計画があったにも関わらず、今なお飛行機が飛んでいないのには、島が大切に守り続ける深い理由があるのです。そこには、ただ便利さを求めるだけではない、小笠原空港反対の声や、世界遺産としての価値を守るためのメリットがありました。
この記事では、あなたが抱えるその全ての疑問に、旅の専門家としてお答えします。なぜ村に飛行場を作らないのか、その歴史的背景から、現在の唯一のアクセス方法であるフェリーでの移動、そして魅力あふれる小笠原諸島の観光や、気になるツアーのパッケージ料金、予約や割引、口コミ情報まで。
あなたの旅の計画がぐっと具体的に、そして便利になる情報を、ぎゅっと詰め込みました。この記事を読み終える頃には、飛行機がない理由に深く納得し、心はもう24時間の船旅へと向かっているはずですよ。
この記事でわかること
-
小笠原諸島に空港が建設されない歴史的・環境的な理由
-
東京から24時間かかるフェリーが唯一の公式な渡航手段であること
-
飛行機がないからこそ保たれている世界自然遺産としての島の価値
-
具体的なツアー料金や予約方法など現実的な旅行計画の立て方
なぜ小笠原諸島へは飛行機で行けないの?その歴史的背景と未来への展望
-
幻の小笠原空港計画と根強い反対運動の歴史
-
小笠原諸島への唯一の行き方!24時間の船旅「おがさわら丸」フェリー完全ガイド
-
小笠原諸島観光の決定版!世界自然遺産のすごいところを巡る旅
-
小笠原諸島ツアーの飛行機・フェリーパッケージ予約と料金、割引情報を徹底解説
-
ヘリコプターチャーターは可能?小笠原へのアクセス手段の現状と料金
-
小笠原空港建設のメリットと、村に飛行場を作らない理由
幻の小笠原空港計画と根強い反対運動の歴史

イメージ画像:旅行宿泊探訪記 作成
小笠原諸島に空港がないのは、単に技術や費用の問題だけではありません。そこには、島の自然と歴史、そして人々の想いが複雑に絡み合った、長い物語が存在するのです。
歴史を遡ると、戦前には日本海軍の飛行艇が父島に離着水していた記録があります。しかし、これはあくまで軍事目的。1968年にアメリカから日本へ返還された後、小笠原諸島へのアクセス改善は長年の懸案事項となり、何度も空港建設計画が浮上しては消えていきました。
特に大きな動きがあったのは1980年代後半から。父島に1,800m級の滑走路を建設する計画が具体化しましたが、ここで大きな壁となったのが「自然保護」と「住民の意向」でした。小笠原諸島は、一度も大陸と陸続きになったことのない海洋島であるがゆえに、世界でもここにしかいない固有種が数多く生息・生育しています。空港建設のための大規模な地形改変は、この貴重な生態系に計り知れないダメージを与えるのではないか。多くの研究者や自然保護団体から、強い懸念の声が上がりました。これが「小笠原空港反対」運動の大きな原動力となります。
さらに、2011年に小笠原諸島が世界自然遺産に登録されたことが、決定的な転機となりました。人類共通の宝としてその価値が認められた以上、空港建設は遺産としての価値を根本から損なう行為である、という国際的な認識が広がったのです。もちろん、島民の中には、医療へのアクセス向上や生活の利便性向上を理由に空港を望む声も存在します。しかし、それ以上に「静かな島の暮らしを守りたい」「自然を未来永劫残したい」という想いが、現在に至るまで空港を不要とする大きな流れを形成していると言えるでしょう。
小笠原諸島への唯一の行き方!24時間の船旅「おがさわら丸」フェリー完全ガイド
では、飛行機がなければ、この絶海の楽園へはどうやって辿り着くのでしょうか。その答えが、唯一の定期航路である「おがさわら丸」です。東京の竹芝客船ターミナルから父島の二見港まで、片道ちょうど24時間の船旅。この時間が、都会の喧騒から心を解き放ち、楽園への期待感を高めてくれる、かけがえのないプロローグとなります。
現在の「おがさわら丸」は2016年に就航した3代目で、快適性は格段に向上しています。客室は、プライバシーが保たれる個室タイプの特等室から、リーズナブルな2等和室まで多彩なランクが用意されており、予算やスタイルに合わせて選べます。船内には展望ラウンジ「Haha-jima」、レストラン「Chichi-jima」、シャワールーム、キッズルーム、売店などが完備され、24時間という長旅を飽きさせない工夫が満載です。
出航後、デッキに出れば東京湾の夜景が遠ざかり、やがて満天の星が広がります。昼間は、どこまでも続く青い海を眺めたり、イルカの群れやトビウオが跳ねる姿に出会えたりすることも。この船旅自体が、小笠原旅行の忘れられない思い出の一部となるはずです。料金は客室の等級や時期によって変動しますが、2等和室で片道3万円台から。予約は乗船日の2ヶ月前から開始されるため、特に繁忙期は早めの手続きをおすすめします。
小笠原諸島観光の決定版!世界自然遺産のすごいところを巡る旅
24時間かけて辿り着いた先には、想像を絶する感動が待っています。小笠原諸島のすごいところは、その圧倒的な自然の豊かさに他なりません。
まず特筆すべきは、ここでしか見られない固有の動植物たちです。陸上では、鳥類の「メグロ」や、翼を広げると1m以上にもなる「オガサワラオオコウモリ」がその代表格。森を歩けば、多様な植物が独自の進化を遂げた姿に驚かされるでしょう。これこそが、小笠原が「東洋のガラパゴス」と呼ばれる所以なのです。
そして、多くの観光客を魅了するのが、どこまでも透明な海。「ボニンブルー」と称される独特の深い青色は、一度見たら忘れられません。この美しい海では、一年を通して野生のイルカと共に泳ぐドルフィンスイム&ウォッチが楽しめます。また、冬から春にかけてはザトウクジラが繁殖と子育てのために回遊してくるため、迫力満点のホエールウォッチングは必見のアクティビティです。もちろん、世界屈指の透明度を誇る海でのダイビングやシュノーケリングも最高の体験となるでしょう。
さらに、小笠原諸島は歴史の証人でもあります。第二次世界大戦中に要塞化された歴史を持ち、島内には今なお多くの戦跡が残されています。ガイドと共に巡る戦跡ツアーは、美しい自然とは異なる島のもう一つの顔に触れ、平和の尊さを深く考えさせられる貴重な機会となるはずです。
小笠原諸島ツアーの飛行機・フェリーパッケージ予約と料金、割引情報を徹底解説

イメージ画像:旅行宿泊探訪記 作成
個人でフェリーや宿を手配するのも良いですが、初めての方や手軽に旅行を楽しみたい方には、パッケージツアーが断然おすすめです。「小笠原諸島ツアー 飛行機」と検索される方もいらっしゃいますが、前述の通り飛行機は利用しないため、必然的にフェリーと宿泊がセットになったプランとなります。
パッケージツアーを利用する最大のメリットは、予約の手間が省けること。特に観光シーズンには予約が取りにくい「おがさわら丸」の往復乗船券と、父島・母島での宿泊が確保されているため、安心して出発できます。また、ドルフィンスイムやトレッキングなどの人気アクティビティが組み込まれているプランも多く、個人で手配するよりも割安になるケースも少なくありません。
料金の相場は、5泊6日(船中2泊、現地3泊)の基本プランで、1名あたり10万円台前半から20万円程度が目安となります。旅行会社によっては、早期予約割引(早割)や学生割引などを設定している場合もあるので、こまめに情報をチェックしてみましょう。予約は、大手旅行会社のウェブサイトや、小笠原諸島の観光を専門に扱う旅行会社で行うのが一般的です。
ヘリコプターチャーターは可能?小笠原へのアクセス手段の現状と料金
どうしても早く、プライベートな空間で小笠原へ行きたい、と考える方もいるかもしれません。その場合、選択肢として「ヘリコプター」が頭に浮かぶのではないでしょうか。
現実問題として、一般の旅行者がヘリコプターで小笠原諸島へ渡るのは、極めて困難と言わざるを得ません。東京から小笠原までの約1,000kmという距離は、多くのヘリコプターの航続距離を超えています。途中、八丈島などで給油する必要があり、技術的にも費用的にもハードルが非常に高いのです。仮にチャーターが実現できたとしても、その料金は数百万円から、あるいはそれ以上になる可能性も。これは、もはや一般的な旅行の選択肢とは言えないでしょう。
ただし、ヘリコプターは島の暮らしに不可欠な役割を担っています。重篤な患者が発生した際の急患輸送では、自衛隊や海上保安庁のヘリコプターや航空機が活躍しています。あくまで緊急時のための手段であり、観光目的での利用はできないのが現状です。
小笠原空港建設のメリットと、村に飛行場を作らない理由
最後に、改めて空港建設に関する議論を整理してみましょう。もし空港ができれば、確かに大きなメリットが生まれます。
最大のメリットは、移動時間の大幅な短縮です。24時間かかっていた船旅が、飛行機なら3時間弱に。これにより、これまで日程的に訪問が難しかった人々も気軽に訪れられるようになり、観光客の増加による経済効果も期待できます。また、急患輸送が迅速かつ安定的になることは、島民にとって長年の悲願でもあります。
一方で、なぜ村は飛行場を作らないという選択を続けているのでしょうか。その理由は、これまで述べてきたデメリットが、メリットを上回ると考えられているからです。第一に、世界自然遺産の核心である貴重な生態系への不可逆的なダメージ。第二に、航空機によって持ち込まれる可能性のある外来種の侵入リスク。第三に、観光客の急増による自然環境への負荷(オーバーツーリズム)や、水・ゴミ問題。そして、島の静かで穏やかな生活環境が失われることへの懸念です。
利便性を取るか、唯一無二の自然を守るか。これは非常に難しい問題ですが、現在の小笠原は後者を選び、その価値を守り続けているのです。
小笠原諸島への飛行機以外のアクセス方法と魅力的な観光ツアー情報
小笠原諸島への旅は、飛行機がないからこそ特別なものになります。ここでは、その特別な旅を計画するための、より具体的で実践的な情報をお届けします。
-
小笠原諸島へはどうやって移動する?フェリーの時刻表と乗り換えアクセス
-
飛行機なしでも行きたい!小笠原諸島の人口と守られるべき自然環境
-
小笠原諸島ツアーの口コミ・評判とおすすめパッケージプランの選び方
-
小笠原諸島の飛行時間と料金は?もし空港があった場合のシミュレーション
-
小笠原諸島ツアーのキャンセル規定と注意点
-
小笠原諸島には飛行場はありますか?という疑問への最終回答
- 総括:小笠原諸島へ飛行機が飛ばないのはなぜか、その答え
小笠原諸島へはどうやって移動する?フェリーの時刻表と乗り換えアクセス
小笠原諸島への移動手段は「おがさわら丸」一択です。その運航スケジュールは非常に特徴的で、旅の計画を立てる上で最も重要なポイントになります。
基本的に、東京・竹芝桟橋を午前11時に出航し、翌日の午前11時に父島・二見港に到着します。そして、父島に数日間滞在した後、午後の15時半頃に父島を出航し、翌日の同じ時間に東京へ帰着するのが基本パターン。つまり、東京発から東京着まで、最低でも5泊6日(船中2泊、現地3泊)の日程が必要となるのです。この「週に一度の船」というリズムが、島のゆったりとした時間を作り出しています。
ゴールデンウィークや夏休み、年末年始などの繁忙期には、週に2便運航されることもあります。最新の詳しい運航スケジュールは、必ず小笠原海運の公式ウェブサイトで確認してください。
竹芝客船ターミナルへのアクセスは、JR山手線・京浜東北線の浜松町駅(北口)から徒歩約7分、または新交通ゆりかもめの竹芝駅から直結と、非常に便利です。
飛行機なしでも行きたい!小笠原諸島の人口と守られるべき自然環境

イメージ画像:旅行宿泊探訪記 作成
なぜ、多くの人々が時間と費用をかけてまで、この島を目指すのでしょうか。それは、飛行機がない不便さを受け入れてでも守られている、かけがえのない自然と文化があるからです。
小笠原諸島の人口は、中心である父島に約2,000人、そしてさらに船を乗り継いで向かう母島に約450人が暮らしています(2025年現在)。この小さなコミュニティが、一致団結して島の素晴らしい環境を守り続けてきました。
旅行者として島を訪れる私たちにも、その一員としての責任が求められます。例えば、父島に到着すると、靴の裏に付着した泥を洗い流すよう促されます。これは、他の地域から種子などを持ち込み、島の固有の生態系を乱さないための重要なルール。少し手間に感じるかもしれませんが、この一手間が世界自然遺産を守ることに繋がっているのです。島のルールを尊重し、自然に敬意を払う心構えこそ、小笠原旅行に最も必要な持ち物と言えるでしょう。
小笠原諸島ツアーの口コミ・評判とおすすめパッケージプランの選び方
実際に小笠原へ旅した人々の口コミや評判は、計画を立てる上で非常に参考になります。「24時間の船旅は思ったより快適で、旅への期待が高まる最高の時間だった」「野生のイルカと泳いだ体験は一生の宝物」「満天の星空に言葉を失った」など、感動の声が数多く寄せられています。
こうした体験を最高のものにするためにも、自分に合ったパッケージプランを選ぶことが大切です。選び方のポイントはいくつかあります。まず、宿泊施設のグレード。リゾート気分を味わえるホテルから、アットホームな民宿まで様々です。次に、ツアーに含まれるアクティビティの内容。ドルフィンスイムやトレッキング、ナイトツアーなど、自分のやりたいことが含まれているか確認しましょう。また、自由時間の多さも重要です。決められたプランだけでなく、自分で島を散策したり、カフェでゆっくりしたりする時間を持ちたい方は、自由時間の多いプランがおすすめです。
小笠原諸島の飛行時間と料金は?もし空港があった場合のシミュレーション
それでもなお、「もし飛行機があったら…」と想像してしまうのが人の常かもしれません。では、仮に空港が建設された場合、飛行時間と料金はどのくらいになるのでしょうか。
これはあくまでシミュレーションですが、現在、自衛隊機が利用する硫黄島飛行場まで、本土から約2時間半かかると言われています。硫黄島は父島よりもさらに南にあるため、もし父島に空港ができれば、ジェット機で東京(羽田)から2時間半から3時間弱で到着できると推測されます。24時間が3時間に短縮されるインパクトは絶大です。
料金については、同じく離島路線である八丈島(約1万円台後半)や石垣島(繁忙期で3万円~5万円程度)などが参考になるでしょう。機材や航空会社にもよりますが、片道3万円から4万円程度になるのではないかと予想されます。もちろん、これは実現していない未来の話ですが、現在の船旅の価値を再認識する良いきっかけになるかもしれません。
小笠原諸島ツアーのキャンセル規定と注意点

イメージ画像:旅行宿泊探訪記 作成
素晴らしい体験が待っている小笠原諸島ですが、旅行計画にはいくつか注意すべき点があります。その一つが、天候による影響です。特に台風シーズンには、「おがさわら丸」が欠航したり、出航時間が変更になったりするリスクがゼロではありません。
そのため、ツアーを申し込む際には、キャンセル規定をしっかりと確認しておくことが重要です。通常、旅行開始日の20日前からキャンセル料が発生し、日程が近づくにつれて料率が上がっていきます。万が一の欠航の際の対応(旅行代金の払い戻しや、代替便への振り替えなど)についても、事前に旅行会社に確認しておくと安心です。
また、24時間の船旅で心配なのが船酔いです。酔いやすい方は、事前に酔い止めの薬を準備しておきましょう。船内では、比較的揺れの少ない船体中央部の客室を選んだり、デッキに出て外の空気を吸ったりするのも効果的です。
小笠原諸島には飛行場はありますか?という疑問への最終回答
さて、長い旅路を経て、最初の疑問に立ち返りましょう。「小笠原諸島には飛行場はありますか?」
その最終回答は、「いいえ、一般の旅客機が利用できる空港(飛行場)は、小笠原諸島には一つもありません」となります。
硫黄島などに自衛隊が管理する滑走路は存在しますが、これは防衛目的のものであり、私たちが観光で利用することはできません。つまり、小笠原諸島へ行く方法は、今も昔も「おがさわら丸」ただ一つなのです。
しかし、この記事をここまで読んでくださったあなたなら、もうお分かりのはずです。飛行機が飛ばないこと、アクセスが不便であること。それは決して小笠原の欠点ではありません。むしろ、その時間的・空間的な隔絶こそが、手つかずの自然と独自の文化を守り、私たち旅行者に日常では決して味わえない「本物の非日常」を体験させてくれる、最大の魅力なのです。
さあ、次の休暇は、都会の喧騒を離れ、24時間かけて楽園を目指す、少しだけ贅沢な冒険に出てみてはいかがでしょうか。ボニンブルーの海と、満天の星が、あなたを待っています。
総括:小笠原諸島へ飛行機が飛ばないのはなぜか、その答え
ポイント
-
現在、小笠原諸島への民間航空機の定期便は存在しない
-
本土からの唯一の定期交通手段はフェリー「おがさわら丸」である
-
東京の竹芝桟橋から父島までの所要時間は片道ちょうど24時間である
-
一般的な旅行は船中2泊を含め最低でも5泊6日の日程が必要となる
-
戦後、空港計画は何度も浮上したが現在まで実現していない
-
空港建設の最大の障壁は、世界自然遺産である独自の生態系保護である
-
環境団体や一部島民による根強い反対運動も大きな理由の一つである
-
緊急時の急患輸送は自衛隊や海上保安庁の航空機が担う
-
民間ヘリコプターのチャーターは費用と航続距離から非現実的である
-
空港のメリットには医療アクセス向上や観光振興が挙げられる
-
「ボニンブルー」と呼ばれる美しい海では多様なマリンアクティビティが楽しめる
-
島の自然を守るため、観光客にも外来種を持ち込まないなどの協力が求められる
-
旅行手配にはフェリーと宿がセットになったパッケージツアーが便利である
-
飛行機がない「時間的・空間的な隔絶」こそが島の最大の価値である
-
不便さの先にある唯一無二の自然体験が小笠原諸島の魅力である